差別はいつ悪質になるのか サピエンティア

デボラ・ヘルマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784588603549
ISBN 10 : 458860354X
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;20

内容詳細

その悪質さの根拠を問う!私たちは「差別」という言葉によって本当のところ何を理解しているのか、その行為の何を問題にして道徳的に評価しているのか、そしてその評価の根拠は何か。哲学的差別論の必読書。

目次 : 序論 差別の難問/ 第1部 差別はどんなときに不当であるのか(基本的な発想/ 貶価することと悪質な差別/ 解釈と不一致)/ 第2部 差別の難問に対する別の解決案を検討する(第2部への序論/ 実績・権原・功績/ 正確さと不合理性/ 問題は思想にあるのか)/ 結論

【著者紹介】
デボラ・ヘルマン : 1963年生まれ。ハーバード大学ロー・スクールで博士号を取得後、メリーランド大学法学部教授を経て、現在、ヴァージニア大学法学部教授。子どもと家族の支援を行う社会事業団体ReadyKids(ヴァージニア州シャーロッツビル市)の副会長も務める。差別とは何か、差別はどういうときに悪質であるのか、などの問いを扱う差別の一般理論の代表的論者として知られるほか、選挙資金法の合憲性や人種プロファイリングの問題などについて多数の論文を発表している

池田喬 : 1977年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、明治大学文学部准教授

堀田義太郎 : 1974年生まれ。大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。現在、東京理科大学理工学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • awe さん

    読書メモは別で作ったのでここでは簡潔に。これは政治哲学の一分野である「差別の規範理論」の必読書。「差別じゃなくて区別」というレトリックは得てして差別者の側の言い分であることが多いが、本書は「では区別はいつ差別になるのか」ということを検討した仕事である。これ読む前に訳者の堀田の書いたレビュー論文を読みこの分野の見取り図を頭に入れておいた。この分野では「差別を悪質にするのは何か」という問いに対し義務論をベースとした「尊重ベース説」と帰結主義的な「害ベース説」があり、本書は前者の立場の権威であるヘルマンの主著。

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デボラ・ヘルマン

1963年生まれ。ハーバード大学ロー・スクールで博士号を取得後、メリーランド大学法学部教授を経て、現在、ヴァージニア大学法学部教授。子どもと家族の支援を行う社会事業団体ReadyKids(ヴァージニア州シャーロッツビル市)の副会長も務める。差別とは何か、差別はどういうときに悪質であるのか、などの問い

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