デビッド・マーマン・スコット

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グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

デビッド・マーマン・スコット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822248529
ISBN 10 : 4822248526
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
追加情報
:
274p;19

内容詳細

「これでよかったのだ。」
糸井重里(ほぼ日刊イトイ新聞)

ビートルズよりストーンズより儲けてしまったバンドの秘密。
それはフリーでシェアでラヴ&ピースな、21世紀のビジネスモデル。

オバマ大統領から、スティーブ・ジョブズまで、
米国トップは皆グレイトフル・デッドから学んでいた!


目次
彼らはそれをやっていた。  糸井重里(まえがきにかえて)
序章 「グレイトフル・デッドのライブほど素晴らしいものはない」
PART ONE THE BAND バンド
1章 ユニークなビジネスモデルをつくろう
2章 忘れられない名前をつけよう
3章 バラエティに富んだチームを作ろう
4章 ありのままの自分でいよう
5章 「実験」を繰り返す
6章 新しい技術を取り入れよう
7章 新しいカテゴリーを作ってしまおう
PART TWO THE FANS  ファン
8章 変わり者でいいじゃないか
9章 ファンを「冒険の旅」に連れ出そう
10章 最前列の席はファンにあげよう
11章 ファンを増やそう
PART THREE THE BUSINESS  ビジネス
12章 中間業者を排除しよう
13章 コンテンツを無料で提供しよう
14章 広まりやすくしよう
15章 フリーから有料のプレミアムへアップグレードしてもらおう
16章 ブランドの管理をゆるくしよう
17章 個人事業者と手を組もう
18章 社会に恩返しをしよう
19章 自分が本当に好きなことをやろう
本書の発刊に寄せて  ビル・ウォルトン
訳者あとがき


著者について


ブライアン・ハリガン(Brian Halligan)
ハブスポット社(HubSpot)の共同創業者でCEO。同社は、企業がインターネット上で製品を「見つけてもらう」方法でマーケティングのやり方を変革するのを援助する、マーケティング・ソフトウェア会社である。『インバウンド・マーケティング』(すばる舎)の共著者。マサチューセッツ工科大学のアントレプレナー・イン・レジデンスとして学生に起業について教える。余暇には、いくつかの会社の理事を務め、敬愛するレッドソックスを追いかけ、スポーツジムにでかけ、ギターを習っている。グレイトフル・デッドのライブ演奏を100回以上観ている。

デイヴィッド・ミーアマン・コット(David Meerman Scott)
ストラテジストでありプロの講演者である。ビジネスウィーク誌ベストセラー『マーケティングとPRの実践ネット戦略』(日経BP社)、ウォールストリートジャーナル紙ベストセラー『Real-Time Marketing and PR』(日経BP社より発売予定)、など多くの本を執筆している。サーフィンが好きで(あんまり上手ではないが)、アポロ月面着陸計画関連の物品を蒐集し、これまで行ったロックバンド(本書執筆時点で308)のデータベースを記録している。ティーンエイジャーだった1979年にグレイトフル・デッドのコンサートに行って以来、彼らの演奏を40回以上観ている。





【著者紹介】
ブライアン・ハリガン : ハブスポット社(HubSpot)の共同創業者でCEO。マサチューセッツ工科大学のアントレプレナー・イン・レジテンスとして学生に起業について教える。余暇には、いくつかの会社の理事を務め、1922年にアメリカのソフトウェア会社PTCの日本支社を創立するために来日し、大きく成長させた。在日中は東京の等々力に住む

デイヴィッド・ミーアマン・スコット : ストラテジストでありプロの講演者である。ケニヨン大学卒業で、大学寮で大量のグレイトフル・デッドを聴いた。16才のときに初めて日本を訪問し、京都府宇治で日本人家族と1カ月過ごした楽しい経験が心に深く焼きついた。10年後に再び来日し、ウォール街の経済コンサルティング会社ライトソン・アソシエイツの東京支社を創立する。目的を成功裏に達成した後、米大手新聞ナイトリッダーファイナンシャル部門のアジア地域マーケティング・ディレクターに就任

渡辺由佳里 : 2001年に『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。小説、短編、現代詩、エッセイ、ルポの執筆に加え、翻訳、洋書の紹介、読書教育プログラムなども手がける

糸井重里 : 1948年生まれ。コピーライター。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。広告、作詞、ゲーム製作など多彩な分野で活躍。1998年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を開設し同サイトの活動に全力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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現在のSNSを、グレイトフル・デッドとい...

投稿日:2012/02/13 (月)

現在のSNSを、グレイトフル・デッドという素晴らしい楽団をプラットホームにして、わかりやすい物語にしてくれた。時間をかけ構築されたプラットホームはそう簡単には裏切らないだろうが、読み進むうちに、全てとは言わないが、現在のSNSがなぜか本末転倒に思えてもきた。なぜか?創成期の志が見えないのが要因だとも思うが、やはり「人の顔」が解らないのが怖い。やはり時間をかけた足跡こそが重要なのではないかと、再確認した。

salamat さん | 埼玉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん さん

    音源の録音自由等、誰もそれをしないだろうという時に、リスクを取って実施したからこそ成功出来たのだろうなと思います。通常のミュージシャンがアルバムを売る為にライブを開催するのに対してグレイトフルデッドはライブをする為にアルバムを売ります。正に当時の価値観と逆の事を意図的にせよ、そうでないにせよする事で、熱狂的なファンを獲得し息の長いマーケットを創造していく所に凄さが有ります。

  • バズリクソンズ さん

    このバンドの結成が1965年。その当時からライブでは観客に録音させ放題で自身のレコードの売り上げが伸びないのではと思うのは杞憂。音楽業界の常識を逆手に取りデッドヘッズなる熱烈なファン層の獲得。グッズにすら行商人にライセンス料を払えば商売をさせたりとデッドの所属レーベルの寛大さに驚きを隠せない。日本とアメリカの契約の差も知れて面白い。マーケティングと言う観点からのデッドの考察は確かに時代を先駆けた内容で納得のいく説明だがグレイトフルデッドというバンドが創り出す音楽が万人の心を掴む程卓越していた事が一番の理由

  • gotomegu さん

    本の装丁が好き。糸井重里がやたら推していたので出版当時から気になっていたものの、なんだかタイミングがあわなかったのよね。メルカリでハードカバーを購入して読んだ。作品をフリーにして共有してもらうのは、西野亮廣が絵本でやった戦略だ。録音OK、友人と音源共有OKとか、コミュニティの作り方や、ファンとのつながり方など、売らんかな主義の「マーケティング」ではなくて、ただただファンを大切にした結果な気がする。今は当たり前のことも、当時は異端だったんだろう。時代があとからついてくる好例。

  • kubottar さん

    ステルスマーケティング、いわゆるステマが流行っている今だからこそ読んで欲しい。グレイトフル・デッドというワードでプロシュート兄貴を思い浮かべる私ですが、表紙から引力を感じたので手にとりました。内容はマーケティング初心者向けで文字も大きく読みやすい。録音OKのライブをかなり昔にやっていただけに驚く。コミュニティをつくること、そしてファンを大切にすること。基本中の基本を何十年もやれたのは、バンド活動という一番好きなことを情熱を持って行えたからだということがわかりました。

  • ころぶ さん

    グレイトフルデッドの歴史とヒッピー文化の継承より生まれたビジネス手法と、現代のネットを中心としたオープンソースやシェアの考え方による新ビジネスに類似点が多いと紹介した本。「『マーケティングを学ぶ』は言い過ぎなんじゃないかなぁ」と結論付けたかったが、第三章の後半は学ぶべき点多しと感じた。それは顧客の創作意欲を飲み込み、巻き込み、顧客のニーズをとことん追求する姿勢では。初音ミクみたい。反体制と自由の象徴であるROCKとビジネスが相容れるなんて認めたくないけど面白かった。

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ソートリーダーシップ・ストラテジストとして手がけたオンライン・プログラムは、数々の賞に輝き、世界中で10億ドル以上の商品やサービスの売り上げにつながる。企業イベントや業界のカンファレンスでも講演者として頻繁に招かれる。一貫してオンラインニュース・ビジネスに関わり、ニュースエッジ社の副社長、ナイトリッ

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