デイヴィッド・ボダニス

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電気革命 モールス、ファラデー、チューリング 新潮文庫

デイヴィッド・ボダニス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784102200360
ISBN 10 : 4102200363
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16

内容詳細

同じ電信技術を追求しながら特許のために人生の明暗が分かれたモールスとヘンリー。聴覚障害者の恋人への愛から電話を発明したベル。宇宙は神の存在で満たされていると信じつつ力場を発見したファラデー。愛した上級生の死の喪失感をバネにコンピュータを発明したチューリング。電気と電子の研究の裏側には劇的すぎる数多の人間ドラマがあった!

目次 : 第1部 導線(辺境に住む男と伊達男―一八三〇年オールバニ、一八三六年ワシントンD・C/ アレックとメイベル―一八七五年ボストン/ トーマスとJ・J―一八七八年ニューヨーク)/ 第2部 波動(ファラデーの神―一八三一年ロンドン/ 大西洋の嵐―一八五八年英国海軍艦船“アガメムノン”、一八六一年スコットランド)/ 第3部 波動機械(唯一無二の男―一八八七年ドイツ、カールスルーエ/ 空中に満ちる力―一九三九年サフォーク海岸/ 放たれた力―一九四二年フランス、ブリュヌヴァル、一九四三年ハンブルク)/ 第4部 「石」でできたコンピュータ(チューリング―一九三六年ケンブリッジ、一九四二年ブレッチリー・パーク/ チューリングの遺産―一九四七年ニュージャージー)/ 第5部 脳、そしてその先(水のなかの電気―一九四七年イギリス、プリマス/ 気分さえもが電気で決まる―一九七二年インディアナポリス、そして今)

【著者紹介】
デイヴィッド・ボダニス : アメリカ・シカゴ生れ。シカゴ大学で数学、物理学を学ぶ。オックスフォード大学で長年科学史を教える。翻訳された著書に『E=mc2』、王立協会科学書賞を受賞した『電気革命』がある

吉田三知世 : 京都大学理学部物理系卒業。英日・日英の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小木ハム さん

    電力が生活に利用されるようになってまだ150年。夜の時間は短くなり、世界はより狭くなった。労働者階級や女性にも投票権ができ、エルビス・プレスリーが誕生した。電気が人間の代わりに雑事をこなしてくれるようになり、勉強や練習できる時間が増えた。あまりにも依存しすぎていてその有り難みが麻痺してしまっているけど本書によって『初めからあったわけじゃない』ことを思い出す。発明家の方々には感謝しかない。川の中にいると流れの強さに気付きづらいので時にはこういった本で俯瞰してみるのも良いですね。

  • to boy さん

    電気に関する科学史が分りやすく書かれていて良書だと思います。かかわった人物たちのエピソードも面白く(というかエピソードが多すぎるくらい)発明に対し鷹揚な人や、他人の発見を横取りしようとした人たちなど人物列伝としても楽しめます。最終章では生物の神経の伝達にまで触れていて感心しました。科学に興味がある高校生に読んでもらいたい一冊です。

  • かんやん さん

    紀伝体で書かれた電気技術の歴史。ジョゼフ・ヘンリーによる電信、ベルによる電話、エジソンによる電球の発明から、トムソン、ファラデー、ヘルツを経て、コンピュータの誕生まで。それぞれのテーマで分厚い本が書けるほどだから内容はうす〜いし、理解を助ける図も一切ない。それよりは科学者やエンジニアの逸話に重きを置いている。たとえば、モールスがおおらかなヘンリーから技術を聞き出し特許を取っただとか、ベルは聾唖学校の教師で、奥さんは生徒だったとか(だから言葉を振動として捉えた)。それはそれで興味深いんだけど、物足りない。

  • shiman さん

    バッテリー!トランジスタ!シリコンバレー! お世話になりながら知らない世界の沢山の偉人伝をダイジェストに読んだ気分。たぶん殆ど理解していないと思うけど面白かったです。いつもレンジでシリコン容器を使うたびに半導体との関係をモヤモヤ考えてましたが、今度もう少しだけ詳しいものを読むことにしたいです。

  • fseigojp さん

    量子革命との姉妹編として読んだ 海底ケーブルの原理が面白かった

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