ディーリアス(1862-1934)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

『アパラチア』、『海流』 S.ザンデルリング&フロリダ管弦楽団、マスター・コラール・オブ・タンパ・ベイ

ディーリアス(1862-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572764
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ディーリアス:アパラチア、海流
シュテファン・ザンデルリング&フロリダ管弦楽団


『アパラチア』は、ディーリアスが若い頃に過ごしたフロリダでの経験が反映されています。1880年代に「オレンジの栽培をする」と言ってアメリカに渡ったディーリアスは、そこで黒人たちの労働歌に触れ、帰国後にこの『アパラチア』を書き上げます。出来上がった音楽は、W.ホイットマンに触発された彼独特の自然崇拝と、アメリカの親しげな雰囲気が混在する神秘的で繊細なもの。あくまでも英国人の目を通した「アメリカ文化」が感じられる音楽です。
 『海流』は、やはりホイットマンの詩集「草の葉」から取られた「ゆりかごの中から」という詩に基づいて書かれた曲で、つがいのカモメたちに自らの心を映し出す少年の物語を、時には激しく、時には優しく包み込むように描きだしたもの。少年のナイーヴな心に残された、小さな別離の悲しみは、やがて死へと繋がるであろうことを意識させられる作品です。

【収録情報】
ディーリアス:
1. アパラチア〜古い黒人奴隷の歌による変奏曲と最後の合唱(T.ビーチャム編曲) (1896-1903)
2. 海流(T.ビーチャム編曲) (1904)

 レオン・ウィリアムズ(バリトン)
 マスター・コラール・オブ・タンパ・ベイ(合唱指揮:ジェイムズ・K・バス)
 フロリダ管弦楽団
 シュテファン・ザンデルリング(指揮)

 録音時期:2012年1月5-7日
 録音場所:フロリダ、セント・ピーターズバーグ、マハフィー・シアター
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

収録された2作品はディーリアスが若い時にアメリカ滞在した際の体験を基にした作品。民謡を主題にした変奏曲仕立ての「アパラチア」にしても、ホイットマンの詩に基づく「海流」にしても、近代フランス的繊細さと洗練された筆致で少しもアメリカ的に聴こえないところが妙所。演奏もすこぶる良い。(弘)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
見事な演奏と録音 ディーリアス作品では比...

投稿日:2017/11/14 (火)

見事な演奏と録音 ディーリアス作品では比較的大きな規模を持つ二曲だが アメリカに因んだものということでよくカップリングされる 声楽入りオーケストラ曲という点でも相性がいいが 聞かれる機会には概して恵まれない このディーリアスの傑作をシュテファン・ザンデルリンク&FOが朗々と謳い上げた 巨匠の息子は割を食う トマスもシュテファンもそして最近始めたそうだがミヒャエルも父と同じ指揮棒を握ったがなかなか第一線に立てないと言っては失礼か 何れの演奏も聴いたが大変優れた指揮者だと見受けるから惜しく残念に思っている ここに聴くフロリダO.も優れたオーケストラだ こちらもとんと見かけたことがない 一般に見過ごされてしまうディスクだろう 勿体無い この美しい音楽と演奏をお聴きになっては如何    

風信子 さん | 茨城県 | 不明

2

ディーリアス(1862-1934)に関連するトピックス

管弦楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品