ディーオン・ニッセンバウム

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引き裂かれた道路 エルサレムの「神の道」で起きた本当のこと

ディーオン・ニッセンバウム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784385360614
ISBN 10 : 4385360618
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
沢田博 ,  
追加情報
:
365p;20

内容詳細

中東エルサレムの「神の道」と呼ばれる通りには、イスラム教徒とユダヤ教徒が通りを挟んで住んでいる。「パレスチナ問題」を日々の現実として生きる無名の人々の姿を、実際にこの地に住み、直接取材をしたアメリカ人ジャーナリストが描く。

目次 : 第1章 無人地帯/ 第2章 牡牛の父、あるいは裏切りの地/ 第3章 殉教者たち/ 第4章 入植者たち/ 第5章 協力者/ 第6章 平和主義者たち/ 第7章 よきアラブ人/ 第8章 再びの分割を目指す人々/ エピローグ 「アブトルの包囲」

【著者紹介】
ディーオン・ニッセンバウム : 米紙ウォールストリート・ジャーナル記者、国家安全保障担当。中東や南アジアの紛争地帯を数多く取材し、アフガニスタンでは主任特派員として各地の戦場や村に入り、時には米軍と行動を共にした。エルサレムには4年間駐在し、かつて東西エルサレムを分かっていたアブトルに住んだ。全米記者クラブ賞などを受賞

沢田博 : 1952年東京都生まれ。「ニューズウィーク日本版」編集顧問。「図書新聞」、「ニューズウィーク日本版」、「エスクァイア日本版」の各編集長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    全長300メートル。政治的・軍事的妥協の産物である”赤と緑”の二つの線。文化の違いを超えた取り組みを無にする時勢。ラビン首相殺害が、もれなく転機・・・。迷宮に舞い戻る悲しき転機。民族を超えた「エルサレム市民」、あるいは民族別の「エルサレム分割」?現実解は”DMZ”合意・・・?何かが違うんだよなぁ。著者が問いかける「”自称”、差別意識のないという人たちの表裏」の件も、もれなく目の前の現実の一端。”Yes, we can!”訴え続けるしかない!同感。

  • かわのふゆき さん

    トランプ大統領の発言で興味をもつ。無人地帯に根を下ろして暮らす人々。ホント、知らないことばかりだなと読了後に思う。

  • kawauso さん

    ほとんど日本人しかいない土地に住み、不自由なくコミュニケーションが取れることがいかに特殊なことかと思う。単純なイスラエル対パレスチナの構図ではないことを市井の人たちの発言から知る。パレスチナの人々が全員、パレスチナ領内に自宅が含まれることを望んでいるわけではないことを知って驚き、その理由も理解する。アイデンティティやルーツという問題だけであったら、とっくに解決しているのだろう。人の営みの数だけ、人生の数だけ、より問題は複雑になる。多角的にそこに暮らす人たちのことを知ることのできる貴重な本だと思った。

  • K.C. さん

    トランプ大統領の在イスラエル大使館移転発言を受けて、読んでいる本を一旦置いて手に取る。 単純に宗教だけでは分けられない、様々な出自、信条の人たちが、300メートルの道路を行き交ったり行き交えなかったり。世界の至るところで起きている民族・宗教問題の「最先端」が少し分かった気がする。訳者あとがきにあるように、Googleストリートビューも見てみたい。

  • 林克也 さん

    血の繋がった身内同士でも諍うことがあるのだから、人がある特定の人や集団と相容れないということは、宗教ではなく人種でもなく、それで心が休まる、という指令を遺伝子が出すのではないか。毛嫌う相手は誰でもよくて、誰か他者を嫌うことで何らかの体に良い物質が体内で生産されるのではないか。その昔に聴いた、ELPのBrain Salad SurgeryでGreg Lakeが歌ったJerusalemを思い出しながら読んだが、あのヴォーカルの高揚感は無く、どちら側にもつかない淡々とした表現が読みやすかった。二人に合掌。

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米紙ウォールストリート・ジャーナル記者、国家安全保障担当。中東や南アジアの紛争地帯を数多く取材し、アフガニスタンでは主任特派員として各地の戦場や村に入り、時には米軍と行動を共にした。エルサレムには4年間駐在し、かつて東西エルサレムを分かっていたアブトルに住んだ。全米記者クラブ賞などを受賞

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