Hope you are Wells

「7e.p. presents 7solo」シリーズ第三弾 2タイトル同時リリース!
まさかのグループでの登場、テニスコーツ。優雅でノスタルジックなソングライティングにかけては当代随一のスコットランドの名匠ビル・ウェルズ作品集

※7e.p.に所縁の深い日本人ミュージシャンのソロ作をCDで7タイトル連続リリースする新企画「7e.p. presents 7solo」。第三弾はテニスコーツとゆーきゃん。共に「普段主にグループで活動している人のソロ」という基本ルールから外れた変化球ではありますが、文句無しに充実のカバーアルバムx2タイトル!

※10/15にリリースされたジャド・フェア&ノーマン・ブレイク(ティーンエイジ・ファンクラブ)との共作『ハウ・メニー・グラスゴー』(Sweet Dreams Press)も話題のさやと植野隆司によるデュオ、テニスコーツ。縦横無尽、ノンストップに国内外を駆け巡る彼らの活動は、近年に入り作品/ライヴともに比類ないほどの充実ぶり。当初「7e.p. presents 7solo」のテーマに沿ってさやのソロとして発注された企画は、いつしか相方植野も巻き込み、かねてより交流の深いスコットランドのコンポーザー/マルチ・プレイヤー、ビル・ウェルズ(Bill Wells) の作品集として結実しました。先述のジャド・フェア、ノーマン・ブレイクはじめ、パステルズ、パスタカス、テープ等々これまでも数多くのアーティストとのコラボレート作品を発表してきたテニスコーツですが、一人のコンポーザーの作品集となるとこれが初めての試み。アルバムの中核を占めるのはウェルズの楽譜集『The Loasthsome real book』からの選曲で、そのうちのいくつかはビル・ウェルズ&マヘル・シャラル・ハシュ・バズのコラボ作で耳馴染みの方も多いやも。そして、アルバムの最後を感動的に締めくくるのは、ライヴでもカバー済みの、10/8にリリースされたウェルズの日本限定盤『サマー・ドリームス』からの2曲。ガットギター、メロディカ、シンセ、ピアノ、うた(柴田聡子もゲスト参加)によるドラムレスの繊細なアンサンブルで、ロバート・ワ イアットにも通じるようなウェルズ作品の優雅でどこかノスタルジックなメロディを美しく描き出した、作者ビル・ウェルズ自身も大絶賛のまさに万人にオススメしたい逸品。