通勤電車の帰りに「紗・・・sya」を聞く。目をつむれば、美浜のビーチに日が沈む光景が浮かぶ。「靴紐を結んで」の歌詞に「そっと咲いた花　歩くことで見た　気づくことができ　胸にしみていく」とあるが、この歌詞こそティンクティンクの心を表しているように感じる。「未来のため」はどこまでも前向きだ。2008年になってCMになったのもうなずける。双子座の私は双子座（ジェミニ）を自分のテーマソングにしよう。そして「島影」を聞いて心静かに１日を終える。

2001年のティンクティンクのファーストアルバムは、沖縄口版と中国語版の両方で出た。アジア戦略をデビュー当初から視野に入れていたことが、すごい。その後、日中関係の雰囲気が気まず時期が長く続いたことがティンクティンクにも残念なことだったがいまはそれも改善した。そして、中国では新富裕層が台頭している。彼らは美しい海のある沖縄を、かつての日本人にとってのハワイのように注目している。そのひとたちのとって、このＣＤは「南国風味」の歌として再評価されるだろう。

08年8月と9月の東京でのライブで、いいあんべぇ、ヒスヒスカルカル、ビーチバーリーを聞いた。やっぱり、このファーストアルバムはティンクティンクの原点だ。8年たっても変わらない。人間の魂は女性は永遠に19歳、男性は永遠に25歳と聞いたことがある。ティンクティンクは永遠の１９歳の魂でうたい続けている。19歳と25歳の魂がそれを受け止める。ライブではなるべく多く、このファーストアルバムの歌を聴きたい。

私の沖縄の友人は、このＣＤをドライブのときにかけると子供たちが車によわないという。それくらい癒し効果満点のＣＤだ。「いつだって」と「夢の翼」はNHKみんなの歌に出たら、全国的ヒットになるに違いない。

今年1月、はじめてカラナーイのライブでティンクティンクの歌を聴いた。感動した。帰りがけにスタッフにどのＣＤがお勧めですか？と聞くとこの「白い夏」を勧めてくれた。たしかに、一つ一つの音色、ハーモニー、そして歌詞が本当に美しい。「明るいせつなさ」に満ちている。それに癒される。これだけ歌詞のメッセージを聞き入って、歌詞に癒される歌を聴いたのは何年ぶりだろう。島を出て行く人を思う歌、島を思い出す歌。それがなんともいえないせつなさを感じさせる。けれど明るい。前向きだ。そこに癒しがある。

沖縄ではＣＦに多数でているが、本土では沖縄好きの知る人ぞ知る存在のティンクティンク。本土では年に数回主要都市でしかライブツアーがないため、ライブＤＶＤはライブツアーのない都市のファン待望の逸品。また、昨年のメンバー交代で新メンバーとなった「まーや」の最初のアルバムでもある。ＣＤにはなかった「あずさあぁ」の天然系ＭＣも嬉しい。「いつだって」「ひまわり」「珊瑚の子守唄」の歌詞と澄んだ歌声に、明日もがんばろうと癒される。踊りにも注目。夜聞けば、いやなことも忘れて、ぐっすりと寝れることだろう。

サンセットを見なくても「紗・・・ｓｙａ」を聴いているだけで”涙がでるわ。” 「未来のため」はこのＣＤのバンド・バージョンの方が 好きです。 「季節の言霊」の＃あずさぁ＃の声、とても好きです。

2006年　大晦日のＬＩＶＥ行きましたよ。【コンビンニで 逢いましょ】の二人がはもる ところ最高でした。曲は中々ダンサンブルで大好きさァ。

Ｍ-10のビ−チ・パ−リ−（正式な曲名）のグル−ブ感には感動。毎日３０回は聴いている曲です。今のＴＩＮＫＴＩＮＫのステージでのアンコール曲です。

「会いたくて」最高！楽しい！カチャーシーのリズムによる女性ヴォーカルデュオが，部屋の中の雰囲気を一瞬にして沖縄に変貌させてくれます。まるでウチナーのガールフレンドからのメッセージのような，そんな気分にさせてくれる曲です。