ティム ジョンストン

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ディセント 生贄の山 小学館文庫

ティム ジョンストン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094062014
ISBN 10 : 4094062017
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
589p;15

内容詳細

その夏、家族はロッキー山脈のリゾートタウンを訪れていた。十八歳の娘ケイトリンは、トラック競技の奨学金を得て大学進学を控えていた。両親にとっては、円満とはいえない夫婦関係を修復するための旅だった。旅行二日目、ケイトリンはマウンテンバイクに乗った十五歳の弟ショーンを伴って、早朝の人けのない山奥へランニングに出かけたのだが…。その後、ショーンは重傷を負った姿で発見され、ケイトリンは山から戻らず、失踪事件として山岳一帯での捜索が始まった―。全米で激賞されベストセラーとなった、リテラリー・スリラーの傑作、待望の邦訳。

【著者紹介】
ティム ジョンストン : 米国アイオワ州生まれ。2002年にYA小説“Never So Green”を発表する。2009年に刊行された短篇集“Irish Girl”でキャサリン・アン・ポーター賞を受賞、さらに表題作はO・ヘンリー賞にも輝いた

中谷友紀子 : 神奈川県生まれ。京都大学法学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぶ さん

    読み終わってレビュー数が非常に少ないのに驚いた。確かに地味な小説だと思う。冒頭に娘の行方不明の事件が発生し、真相究明のため家族が動く。その後ストーリーの進展があまりなく、コロラドの自然の中での会話がずっと続くので、自分は途中からミステリーとしてより、現代の西部劇小説としての読み方に切り替えた。実際中間部の内容はロッキーの山麓を舞台とした小説としてそれなりに読める。これから読まれる方がいればミステリーとしての激しい展開より、一種の文芸作品として楽しむ方がいいかも。決して悪い話ではないです。

  • sosking さん

    ん〜、無駄に長い印象。また、時系列の変化も唐突でしかも、初出の登場人物が急に出てきて意外とそれら人数も多い為、話の展開についていけず、「何が起きているの?」と何度も思った。最後の100pは面白いが、その前の400pは・・・。犯人が見つかる過程は、都合良過ぎじゃないか? この部分、ほんの数ページしかないよ。

  • かりめろ さん

    ロッキー山脈のリゾートタウンを訪れていた一家。早朝ひとけのない山奥に入った姉弟。弟は重傷を負って発見されたものの、姉は何者かに連れ去られたという。現場に残って捜索を続ける父親、家に戻って待つ母親、放浪の旅に出る弟。娘は帰ってくるのか……。 もともと問題があった夫婦に娘の失踪事件。暗い話が延々と続き、3分の2くらいは我慢を強いられたが、終盤は一気読み。全米で激賞されたらしく、映像化されるかも。

  • 田中峰和 さん

    山岳小説かと思ったが、ディセントのタイトル通り下山や転落の意味が込められる。弟ショーンを車ではね、ケイトリンを連れ去るサイコ男。地元の鼻つまみでディセントな人生を歩むビリーは、ショーンに喧嘩を売って腕を折る。ケイトリンの誘拐で酒におぼれ転落する母に比べ、父のグラントは娘の救出と家族の再生を願う。自らの再生を賭けて、ケイトリン救出に向かうビリーとサイコとの対決シーンは盛り上がるが、中だるみが長い。ビリーの死を目の当たりにして、自らの足を切断し下山するケイトリンの勇気と行動力に感動する。千葉大学生には厳罰を。

  • 読書と紅茶🥰 さん

    久しぶりに本でボロ泣き。単なるお涙頂戴小説ではない。家族が4人再び揃うまでの過程や葛藤、罪悪感…が丁寧に描かれていて、だからこそ最後まで読むと泣ける。特に、姉を見捨ててしまったという罪悪感を抱えたまま時に無鉄砲に生き急ぐショーンの描写が秀逸です。また、最期に魅せるビリーの行動力も忘れられません。

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米国アイオワ州生まれ。2002年にYA小説“Never So Green”を発表する。2009年に刊行された短篇集“Irish Girl”でキャサリン・アン・ポーター賞を受賞、さらに表題作はO・ヘンリー賞にも輝いた

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