ヤクーバとライオン 2 信頼 講談社の翻訳絵本

ティエリー・デデュー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062830164
ISBN 10 : 4062830167
フォーマット
出版社
発行年月
2008年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
31cm,32p

内容詳細

飢えたライオンたちが村の牛を襲いにきた。家畜係のヤクーバはライオンの王者キブウェと闘うが、お互いに相手を傷付けまいとして「見せ掛けの決闘」をはじめ…。報復の悪循環を断ち切った「勇気」と「信頼」の物語。

【著者紹介】
ティエリー・デデュー : 1955年、フランス南部のナルボンヌに生まれる。絵本作家、イラストレーター。1991年より児童書を手がけ、1994年、「Yakouba」でフランスの「Prix sorci`eres」を受賞

柳田邦男 : 1936年、栃木県に生まれる。NHK記者を経てノンフィクション作家となる。『マッハの恐怖』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞、『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』で第43回菊池寛賞を受賞する。近年は絵本に関する活動にも力を入れており、翻訳に『エリカ 奇跡のいのち』(講談社、日本絵本賞翻訳絵本賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    2は副題が「信頼」ということで、飢えたライオンたちと村を守る主人公のやり取りが迫力ある絵でもって描かれています。黒一色の絵ですが、私は好きな絵です。副題通りの話が書かれていていい本なのですが、この本を小学生低学年が理解するのは難しそうな気もします。

  • モリー さん

    ヤクーバとライオン(1)では戦わなかった両者が、この巻では見せかけの激闘を繰り広げます。翻訳した柳田邦男さんが、エッセイの中でこの絵本を紹介していたので内容は知っていたのですが、黒くて力強い線だけで描かれた絵には、作者のメッセージを強く訴える力がありました。真の気高さとは何とさり気ないものなのでしょう。気高い二つの魂の間に生まれた信頼関係に心が揺さぶられます。

  • chimako さん

    読書メーターの醍醐味はこんなところにあるのだと実感した二冊。訳者の柳田邦男さんがあとがきのの中でこの本との出会いを書かれているが、力強いモノクロの絵を見たときの驚きと感動は想像できるような気がする。〈勇気〉と〈信頼〉ライオンを倒すことが勇気なのか、中間から中傷されても傷ついたライオンを見逃すことこそが気高いのか。殺すのか、殺さないのか。相手を信頼するとはどのようなことなのか。死闘の中でのヤクーバとライオンの王者キヴウェはお互いの命を守ろうとする。

  • Willie the Wildcat さん

    信頼、というより相手への尊敬、尊重。役割・責任を負う。守るべきもの。皮肉な運命を恨むことなく、受け入れる。尊厳を重んじ旅立つキブウェ。リーダーの孤独感、哀愁、そして誇り。絵は墨絵の如く重厚な印象。旅立ちの後姿が凛としている・・・。柳田氏の訳からも、そんな両者の心情が伝わる。

  • ここまま さん

    「T勇気」につづき支援学級のよみきかせで。こちらは主にライオン目線でのお話。絵本というよりはあまりにも重厚で、心に直接問いかけてくる内容。友情、誇り、思いやり、勇気、自己犠牲、責任、・・・大切なメッセージが多く含まれた絵本だが、子供たちはどのように感じただろう?ただ、楽しんでくれればそれもよし。最後まで集中して聞いてくれてよかった。

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ティエリー・デデュー

1955年、フランス南部のナルボンヌに生まれる。絵本作家、イラストレーターとして活躍。1991年より、児童書を手がける。1994年、Yakouba(邦訳『ヤクーバとライオン1 勇気』『ヤクーバとライオン2 信頼』ともに柳田邦男訳、講談社)でフランスの児童文学賞、ソルシエール賞(魔法使い賞)を受賞

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