チャールズ・ブコウスキー

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ブコウスキーの酔いどれ紀行 ちくま文庫

チャールズ・ブコウスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480434357
ISBN 10 : 4480434356
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

テレビに出れば泥酔して共演者を怒らせ、朗読会を開けば聴衆に罵られ、ホテルで騒いで叱られる。家に帰りたいとゴネながら、毎日が二日酔い。伝説的カルト作家による、酔いどれエピソード満載の紀行エッセイ。人生を嘆き悲哀を滲ませるブコウスキー節が全開。本人の貴重な写真や詩も多数収録し、ブコウスキー文学のエッセンスがぎっしり詰まった一冊。

目次 : 航空券/ 機内で/ フランスの編集者/ インタビュー/ トーク・ショウ/ トーク・ショウの波紋/ ニースに到着/ リンダの母親/ 再びリンダの母親/ マンハイム行き列車〔ほか〕

【著者紹介】
チャールズ ブコウスキー : 1920‐94年。ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。LAシティ・カレッジ中退ののちアメリカ各地を放浪し、24歳で最初の小説を発表する。その後は郵便局に勤務しつつ創作活動を続ける。現在までに100冊に及ぶ著作が刊行されている

中川五郎 : 1949年、大阪生まれ。60年代半ばからフォーク歌手として活動を始め、現在も日本各地で年間200回近くライブを行う。同時に小説、翻訳などの執筆活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 愛玉子 さん

    ワインワイン煙草ワイン時々ビール。常にアルコールと煙に包まれ女の子が大好き、テレビの生放送中に酔っ払ったりあり得ないレベルで傍若無人なのだけど、なぜか周囲に愛される。昔ウチの会社に「あいつは良くてなんでオレはダメなんだ!」と逆ギレするセクハラ男がいたけど(それ言っちゃう時点でアウトだし)、ブコウスキーは間違いなく「あいつ」の方だ。外見じゃない根っこの部分がカッコいいんだから。素のままで飾らず、無骨だけどはにかみ屋で優しい。映画のワンシーンのような写真はどれもいい表情で、猫と見つめ合う写真がなんとも良い。

  • たまきら さん

    あらあらこんなにかっこよく描かれちゃって。ブコウスキーの文章、そして多分人としての魅力は、常にその瞬間において彼が正直だからだと思う。強烈なまでの卑屈なプライド。絶えずある両極ななにかへの憧憬と憎悪。強烈な存在感と一瞬のきらめき。罵倒されてなんぼな人生を楽しんだと思しきこの男に、魅力を感じてしまう自分が怖い。

  • erierif さん

    とても面白かった。いつものブコウスキーと違って旅先で仕事を離れているせいか「素」のブコウスキーでとても身近に感じた。テレビに出て酔っ払って司会者怒らせたり、朗読に行けば登壇するまでにお酒の瓶が次々差し出され飲んじゃうし、ホテルで酔っ払ってメイドさんにちょっとした挨拶するし、素敵な叔父さんに会ったり、酔っ払って電車と飛行機とうろうろしたり…同行したカメラマンの写真がとてもいい顔ばかりで大満足だった。どんなに破天荒で歯に衣を着せない発言をしても卑しくも醜くならずますますファンになった。

  • かわうそ さん

    旅行中も常に酩酊し続け、やっていることはだいたい小説と同じだけれど、ところどころ顔を覗かせる無骨な繊細さが、映画のシーンを切り取ったような雰囲気抜群の写真と相俟って、素のブコウスキーを強く感じさせる。こんなオッサンにはなりたくてもなれないし、別になりたくもないけど、でもかっこいいなあと思ったりはするわけです。

  • tom さん

    ブコウスキーさんという人は、ちょっとした詩人らしくて、興味はあったのだけど、読んだことはない。どこかの書評にこの本が紹介されていて、それなら読んでみようと、図書館に注文。このお父さん、いい年なのに、若い奥さんをお嫁さんにもらって、ヨーロッパに講演旅行に行く。その道中記だけど、解説によれば、二回の旅行を合体させて、この本を書いたらしい。巻末に詩が載っているけれど、私には良否は分からない。道中記はなかなかの顛末。テレビに出て、酔っぱらって暴れ回ったとか、話題はいろいろ。それにしても、毎日大酒飲んで二日酔い。

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