LPレコード 輸入盤

交響曲第6番「悲愴」:テオドール・クルレンツィス指揮&ムジカエテルナ (180グラム重量盤レコード/Sony Classical)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88985404351
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
LPレコード
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

テオドール・クルレンツィス/チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」 (アナログ盤)

天才か、悪魔か…ギリシャの鬼才が放つロマン派の交響曲!

モーツァルトのオペラ三部作『フィガロ』『コジ』『ドン・ジョヴァンニ』で話題をさらったギリシャの鬼才指揮者クルレンツィスの新作はなんとチャイコフスキーの『悲愴』交響曲! これまでにもショスタコーヴィチの交響曲をはじめ、ソニー・クラシカルに移籍してからもストラヴィンスキーの『春の祭典』や『結婚』、またチャイコフスキーではコパチンスカヤをソリストに迎えた『ヴァイオリン協奏曲』はあったが、交響曲レパートリーとしては移籍後初のものとなるという点でも大きな話題をさらうことは間違いないだろう。今後はマーラーの交響曲やベートーヴェンの交響曲チクルスにも取り組むとアナウンスされているが、この『悲愴』は、オーケストラ指揮者としてのクルレンツィスにさらなる注目を集める1枚になるはずだ。
チャイコフスキーはクルレンツィスにとって、モーツァルト、マーラーと並ぶ「3つの神」の一人。これまでの全ての録音で、既成概念をぶち破る、全く新しいコンセプトで構想された演奏を発表してきたクルレンツィスが、この聴きなれた交響曲からどのようなドラマや美を引き出すか、全く予断を許さない。2017年の日本クラシック界最大の話題盤となること間違いなし。

【収録予定曲】
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナ

録音時期:2015年2月9-15日
録音場所:ベルリン、フンクハウス・ベルリン・ナレーパシュトラッセ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(メーカー・インフォメーションより)

総合評価

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もう、人のおススメで買うのは金輪際やめよ...

投稿日:2023/10/24 (火)

もう、人のおススメで買うのは金輪際やめようと思ったきっかけになった。演奏がエキセントリックでおもしろいのは納得できる。でもそこではなくて、「録音もクリアーでなかなかよい」というご意見に完全に騙された。「どこがやねん!!」とツッコみたくなる。音の「質」のことではなく、ステージングのなさのことを言っている。どうしてヴァイオリンの塊と同じところでティンパニーが鳴るのだろう。どうしてトランペットが耳元みたいな至近距離で鳴るのだろう。ホールトーンはほとんどなく、楽器の直接音をマルチマイクで拾いまくって、適当に左右にちりばめた、ポピュラー音楽と同じサウンドステージの作り方。このエンジニアはどういうセンスをしているのか。やたらティンパニだけはドロドロとうるさい。極めつけは最終楽章の幕切れ付近の、ミュート付きのトランペットの音。あれはウケようとして、あんなベーッという音で、至近距離で何度も鳴らすようにミキシングしたんだろうか。それともクルレンツィスの指示なのか?パロディ?  別にこの曲に特別な思い入れも固定観念もないが、アコースティックな楽器をホールで聴いているのと同じ感覚で聴きたいと願う、まっとうなクラシックファンとしては、サウンドが幻滅過ぎだろう。これを推奨している音楽雑誌のライターは、パソコンくらいでしか音楽を聴いてないんじゃないかと思った次第である。

fi-di さん | 愛知県 | 不明

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なんだ、これは。非常に変わった演奏である...

投稿日:2022/10/23 (日)

なんだ、これは。非常に変わった演奏である。まるでギリシャ悲劇かイタリアオペラか。これは好悪分かれるわ。悲愴の録音は無数と言ってよいほどあるし、コンサートでも当たり前に聴いてきたが、これは異演である。変すぎる。でも、ムチャクチャ面白い。普通の悲愴を聴きたければ、ロシア的にこだわるならムラヴィンスキーを筆頭にいくつもあるし、ロマン派正当スタイルならカラヤンはじめ星の数ほど名演がある。今さら似たような演奏を量産したって大して意味が無い。グレン・グールドのバッハだってバッハだし、テオドールの悲愴だって悲愴である。普通の悲愴にこだわる人にはおススメしない。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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個人的には過剰で俗悪という印象だった。 ...

投稿日:2021/03/21 (日)

個人的には過剰で俗悪という印象だった。 俗悪なんて言葉はあまりにも狭量な、嫌な言葉だと思うのですが、ある意味チャイコフスキーに誰もがずっと望んでいたような、濃厚で激しく、甘い部分は思いっきり甘ったるくそれでいて非常にきめ細やく練られたフレーズを聴かせてくれるという演奏なのだが、実際聴いてみると食傷してしまうというか、何か自分が今まで聴きたいと思い描いていた演奏の浅はかさを思い知らされるというか。クルレンツィスのベートーヴェン5番なども同じ印象でしたが、なんだか共感性羞恥のようなものを感じてしまいます。素晴らしい演奏だと聴き進めるうちに、それがクラシックというよりもなんだか安っぽい昔のハリウッド音楽のような盛り上げ方や、やたら深刻だったり甘ったるいセンチメンタルさに気づいて、なんで今更こんな演奏でうっとりしていたのだろうとなんだか冷めてしまう。 聴きどころをしっかりと押さえてかなり丁寧に演奏されてはいますが昔のロシアのマイクでも使って録音したのかなと思ってしまうほどのザラザラ、スカスカした録音悪さもあるが、特別美しくはない楽団の音もあり、なんだか安っぽい演奏に聴こえてしまう。昔のロシア楽団風の軍隊的な厳しい雰囲気もあって聴いていて楽しいとも感じない。素晴らしい演奏だが一度聴けばもういいかなという演奏。 なんだか酷評になっていますが、初めて悲愴を聴く人がこれが一番新しくて評判が良いからという理由で聴くのはおすすめできる。確かに感動的で細やかによく練られた演奏で文句のつけようがないと思う。私も初めて悲愴を聴くならこういう演奏で聴きたかったかもしれない。ただ、私としてはいろんな演奏を聴いた上でこういう演奏を今になって最高だというのはちょっと抵抗があるかなと感じます。チャイコフスキーにはこう言った解釈で表現できる以上の特別なセンチメンタルさがあり、この演奏からはそう言ったものが感じられない。 クルレンツィスはショスタコヴィッチが素晴らしいですね。そちらは彼の芸風によく合っていると思います。

ぽいぽす さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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