ダニエル・デフォー

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完訳ロビンソン・クルーソー 中公文庫

ダニエル・デフォー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122053885
ISBN 10 : 4122053889
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,486p

内容詳細

無人島に漂着したロビンソンは、持ち前の才覚と粘り強さを武器に島の生活を切り開いていく。原文の息遣いを伝える新訳とともに、文化史研究の第一人者が不朽の名作を世界史的経済から読み解く、大人のための翻訳・解説決定版。

【著者紹介】
ダニエル・デフォー : 1660‐1731。イギリス、ロンドンの商人の子として生まれる。作家、ジャーナリスト

増田義郎 : 1928年、東京に生まれる。1950年、東京大学文学部卒業。専攻は文化人類学、イベリア及びイベロアメリカ文化史。1959年からたびたびスペイン、中南米に滞在し、各国に多くの友人をもっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 中玉ケビン砂糖 さん

    、古典的にしてかつ有名なこの物語を「絶海の孤島にとりのこされた男が、孤独と闘いながら知恵を駆使してサバイバルして生き延びる話」と理解しているのならそれは違い、というかもはやそれは別の本である、まず、ロビンソンは航海をして生計をたてる必要などなかったということ、出身はイギリスのヨーク、裕福な毛織物商の息子であり、彼を冒険に駆り立てたのは純粋な好奇心だけであった、実際にやってみれば諦めもつこう、と父がわがままを言う彼を英国から大陸行きの船に乗せてみた短い期間ですら

  • 優希 さん

    『ロビンソン・クルーソー』そのものが無人島の冒険譚と思っていましたが、どうやら違うようです。宗教的な印象を受けました。無人島での生活は、群れを外れた羊の生涯となぞらえているように思います。大人のための寓話と言っても良いかもしれません。

  • 翔亀 さん

    子どもの頃に読んだはずの胸躍る無人島漂流記=冒険サバイバル。しかし、この完訳版は私の記憶と全く違うではないか。書かれた18世紀初頭の産業革命を準備したイギリスの植民地主義と奴隷貿易という時代背景が本書の解説に詳しく、そういう時代を読み解くのも面白いことは確かなのだが、このロビンソンは、悪しき「近代人」「文明人」をデフォルメしたパロディなのではないかと錯覚してしまった。自然の驚異と恵みなぞひとかけらもなく、単に征服する対象でしかない。助手で友人だ思っていたフライデーは奴隷としての支配の対象ではないか。↓

  • 金吾 さん

    ○子供の頃漂流物が好きで十五少年漂流記と共に何度も読みました。久々に読むと昔の印象以上に宗教的かつ西洋的でした。孤独のなかに合理性をもって生活をしていても魂の救済は必要不可欠であり、宗教的なものを保持しないと厳しいのかなと感じました。

  • 松本直哉 さん

    読んでないのに読んだつもりになっていたのをようやくまともに読んだけれど、主人公の航海の目的が黒人奴隷の闇取引だったこと、それに何ら罪悪感を持っていないことに驚く。黒人を人として見ていない彼が命拾いした僥倖に感謝して信仰に目覚めたとしても御都合主義でしかないな。無人島で遭遇する「蛮人」への態度も上から目線で、フライデーに最初に教えた単語は「ご主人様」だし彼らの食人習慣にあからさまな嫌悪を示す。近代的武器に物を言わせて屈従させるくだりは植民地支配の縮図。労働が富を産むことの善を信じて疑わない18世紀的楽天主義

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ダニエル・デフォー

1660年にイギリス、ロンドンに生まれる。1684年に結婚、1685年に政治活動をはじめ、1704年には、実質的な政府の広報官として活動することになる。またスパイ活動の元締もしていて、偽名を用いてスコットランドに潜入し、匿名で政治宣伝文書を書いていた。59歳で『ロビンソン・クルーソー』を執筆し大成功

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