ダニエル・デフォー

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ロビンソン・クルーソー 福音館文庫

ダニエル・デフォー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834006230
ISBN 10 : 4834006239
フォーマット
出版社
発行年月
2003年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
17cm,445p

内容詳細

世界中の子どもたちに読みつがれて足かけ4世紀を経た、孤島物語の傑作。丁寧に練られた読みやすい訳文と、1725年刊行のフランス語版から復刻した美麗な挿絵で贈る、決定版。

【著者紹介】
D・デフォー : 1660年、ロンドンで非国教徒の商家に生まれた。まず商人の道を選ぶが、32歳で破産。その後、政治家のもとで働いたり、週刊紙の編集や記事執筆をしたりしたのち、59歳で『ロビンソン・クルーソー』を著して作家となる。家庭的・経済的には恵まれない生活の中で、多くの小説作品を残した。1731年没

坂井晴彦 : 1922年、東京に生まれた。1943年、東京商科大学卒業。元、青山学院女子短期大学教授

B・ピカール : 1673年、高名な彫り師の息子としてパリに生まれ、版画家・細密画家となる。後にアムステルダムに移り、版画の発行、デザインも手がけた。ホメロス、オウィディウス、ラブレーの作品につけた挿画が名高い。1733年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みゃーこ さん

    以前は彼は神の存在を信じていなかったのだが、自分だけがあらゆる危険から免れ、この島に辿りつき、みじめな境遇ではあるが食物や衣服、住まいなど苦労して手に入れていく過程で今まで自分の行いにあらためて神が時間を与えてくれたと感謝し自然と対峙するなかで共存し仲間を手に入れ祖国に帰るまでを感動的に描く。今当たり前に享受される現実が自然からの恩恵であるということに気づくとともに改めて現実が今この瞬間が全てであったことに集中することが大切と感じた。それにしても壮大なアドベンチャー。最高だった。

  • すぎの さん

    世界中を放浪するのが夢だったロビンソンは18の年、両親をイギリスに残して船に乗りこんだ。海賊に捕まり奴隷になったり逃げだした先のブラジルで一儲けしたりしながらも懲りずに海へ、そして嵐に遭って船は難破、仲間はみんな死んでしまい彼一人だけ無人島へ漂着した——愉しいのはやっぱり無人島生活(28年!)が始まってから。船の積荷は全て彼のもので、食べものに困らず隠れ家・別荘を建て家畜を飼い穀物を育てる生活…憧れる。おぞましい蛮人と戦ったり白人を助けたり、放蕩から35年後、ぶじ彼は祖国へたどり着いた。面白かったです。

  • カラスノエンドウ さん

    無人島冒険というと勇敢で逞しいヒーローを想像しますが、思い込みはダメですね。主人公は無謀な航海に出たことを度々悔やみ、みじめな境遇を嘆くばかり。三歩進んで二歩下がるような、一人称の回顧録に「ロビンソン!」と喝を入れたくなることしばしば。そんなネガティブな彼が聖書を読み始めてからは、無人島生活の中に感謝や希望を見いだすようになりましたが…その頃にはこちらがもう読み疲れてしまいました。とりあえず意地で完読!

  • NakaTaka さん

    4月に読み始めてやっと読了。回りくどい文章に辟易しながらチビチビ読み続けた。子供の頃からダイジェスト版は読んでいても、未だきちんと読んでいなかったという負い目。無人島に漂流しつつ、よくもまあ正気を失わず工夫を凝らして生き延びたなあと。1719年刊で古の時代を想像させる情景描写、だが一人称で書かれたこの物語は、まるでノンフィクションのようだ元々一般書として書かれた。

  • AZ さん

    子供の頃は何故かてにしなかった本。頑張って読み始めました。無人島に着くまでが長くてちょっと嫌になりながらでしたが、主人公が無人島に着き、自分の手でどんどんたくましく暮らしていく様子は楽しくて夢溢れてよかったです。 人食人種が出てくるところはイマドキの子供たちにはどうかな?と思いましたが、危機を乗り越えて、道を切り開けば人生は転がり出していく様がたいへん好感。宗教的なお説教じみた部分もたくさんでてきますが、四世紀にもまたがって読みつがれているこの物語の力は凄い!!小学生にすすめたい本となりました。

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