ダニエル・デフォー

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ロビンソン・クルーソー 光文社古典新訳文庫

ダニエル・デフォー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334753825
ISBN 10 : 4334753825
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
587p;16

内容詳細

船に乗るたびに災難に見舞われるロビンソン。無人島漂着でさすがに悪運尽きたかと思えたが、住居建設、家畜の飼育、麦の栽培、パン焼きなど、試行錯誤しながらも限られた資源を活用して28年も暮らすことになる…創意工夫と不屈の精神で生き抜いた男の波瀾の人生を描いた傑作。

【著者紹介】
ダニエル・デフォー : 1660‐1731。イギリスの小説家、ジャーナリスト。ロンドンでプロテスタントの家に生まれたため、非国教徒のための学院で学ぶ。卒業後は商人となるが、32歳で破産。その後は著述家・ジャーナリストとして活躍しながら、政治家の密偵も務める。1719年に『ロビンソン・クルーソー』を刊行。これは英国文学初の小説のひとつとされ、後世に多大な影響を与えた

唐戸信嘉 : 1980年生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。茨城キリスト教大学助教。イギリス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 市太郎 さん

    「ロビンソン・クルーソー」「宝島」「十五少年漂流記」は、個人的に児童文庫時代からのそこそこ読んでいる思い出の本達だ。今回久しぶりに読んでみて、サバイバル部分よりも無人島に漂着するまでの前後の物語が思いのほか目立っていた事を思い出す。無人島に一人になってからも自己を見つめる、宗教の深さに目覚める等の描写が多く、サバイバルも「大変な苦労をして〜」「試行錯誤して〜」とかで説明してる事も割に多かったのだな。宗教観も特に意識する事無く読むと自分に対する励ましのようにも聞こえ、大いに勇気づけられた冒険(読書)だった。

  • マカロニ マカロン さん

    個人の感想です:B+。読書会課題本。子どもの頃に無人島生還記として読んだが、前段と帰国後の展開がある話というのを知ることができたのは収穫。ロビンソンは1632年生まれ、父の反対を押し切って外国へのあこがれから船乗りになり、何度も難破しては救われる。やがてブラジルで農園主として成功するが、1659年ギニアに奴隷を買いに出航し難破して、オリノコ川河口の島に漂着する。1686年脱出するまで28年余の無人島生活が描かれる。人喰い種族、フライデーの扱いなど、現代から見ると噴飯物だが、この時代には受けたことだろう

  • のんぴ さん

    KinUnでDLした英語版(単語がすぐ調べられるので便利)の内容を把握しておこうと読む。面白い。In to the wild(荒野へ)を彷彿とさせる何不自由ない生活に物足りなさを感じ、自らの才覚だけでサバイバルする原始的な生活になぜか踏み込んでしまう主人公。I am 冒険少年のように食糧を調達したり道具を作ったり、スパンが長いので種をまいたり家畜を育て安定した食料を確保する。いろいろな恐ろしい目にあいながらも、ものごとの良い面に思い当たり、神への感謝、信仰が深まっていく。

  • ころこ さん

    無人島に辿り着く前段で、難破してポルトガル船に助けられ、ブラジルで4年間タバコ栽培に従事して成功します。更に財を成すためにギニアで密奴隷売買を行う計画を立てて、出航した先で嵐に会い難破します。救難ボートには11人が乗り込んでいました。無人島に辿り着いて助かったのは主人公だけでしたが、悔悟はあっても死んだ仲間を追悼する場面はありません。しかし、主人公は自らの境遇に対しては祈ります。漂着してから直ぐに、仲間が周囲に漂着していないか、もしくは遺体が揚がっていないか探す場面が挿入されるはずです。また、漂着した島が

  • 34 さん

    近代そのものを象徴するかのような小説。孤独になることではじめて大文字の他者に出会うという作品の構成は、おなじく近代の曙光のごとき作品、デカルトの『省察』そっくりである。英雄的な冒険譚(叙事詩)の近代という条件下での反復は、もうこうなるしかないというような必然性が感じられる。と同時に、あらゆる神話(の変奏)がそうであるように、われわれの自己理解を促進し開示する側面がそこにあるとすれば、隠蔽する側面もある。まさに近代の神話であるこの作品を反復することは、それゆえ後続する作品(小説)の使命となった。

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