DVD 輸入盤

『始皇帝』全曲 イーモウ演出、タン・ドゥン&メトロポリタン歌劇場、ドミンゴ、メンツァー、他(ステレオ)(2DVD)

タン・ドゥン(1957- )

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2151299
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

EMI LIVE FROM THE MET

EMIクラシックスとニューヨークのメトロポリタン・オペラとの提携により、メトの2007−08シーズンのオペラ6演目をDVDで一気に発売いたします。

タン・ドゥン:始皇帝
伝説的テナー、ドミンゴがアカデミー賞受賞作曲家、タン・ドゥンの新作に主演。1990年代中盤にメトが委嘱したスペクタクルな新制作は、2006−07年のメトのオペラ・シーズン中最も高い関心を集めたイベントでした。オペラが描くのは秦皇帝の彼の新国家のための国歌への探求と、反抗的ではあるが才能ある若い作曲家にその国歌の作曲を強制する不吉な決裁。悲劇は作曲家と皇帝の不具の娘との駆け落ち、3人の主役の死で終わります。
 秦皇帝役のドミンゴは、古典的でオペラ舞台に馴染むこのストーリーでスター・アンサンブルを見事にリード。『始皇帝』は古代中国歌唱のパワーとイタリア・オペラの長い音楽ラインを結合。この音楽文化の並置はタン・ドゥンの、東西だけでなく古代と現代が共に息づく音楽スタイルを明示しています。
 映画監督、ツァン・イーモウの作曲段階からのタン・ドゥンとのコラボレーション、ワダ・エミのデザイン制作も特筆すべき作品です。12ページ・ブックレット。(EMI)

・タン・ドゥン:オペラ『始皇帝(The First Emperor)』全曲
 秦皇帝/プラシド・ドミンゴ
 陰陽師、土占い官/ウー・シンクォ
 シャーマン/ミシェル・ドゥヤング
 主席大臣/ハイジン・フー
 将軍ワン/ハオ・ジアン・ティアン
 皇女ユエヤン、皇帝の娘/サラ・コバーン
 ユエヤンの母/スザンヌ・メンツァー
 ガオ・ジアンリ、楽師/ポール・グローヴズ
 護衛/ダンレル・ウィリアムズ
 第一の踊り手/ドウ・ドウ・フアン
 筝の奏者/キ・ヤオ
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
 タン・ドゥン(指揮)
 
 演出:ツァン・イーモウ
 衣装デザイン:ワダ・エミ

 画面:カラー、16:9
 字幕:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語
 NTSC
 Region All

収録曲   

  • 01. タン・ドゥン:オペラ『始皇帝(The First Emperor)』全曲

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メトロポリタン歌劇場は行ったことは無いの...

投稿日:2021/02/25 (木)

メトロポリタン歌劇場は行ったことは無いので不明であるが、階段模様の舞台の広さは、東京宝塚劇場に似ているか?音楽は中国様式で素晴らしい。また、スジも明確で理解しやすい。ドミンゴを筆頭に、歌手もすばらしい。十分に楽しめたオペラである。一見をお勧めします。

kazu1949 さん | 神奈川県 | 不明

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DVD1:約78分…OPクレジットと、 女優チャ...

投稿日:2016/10/25 (火)

DVD1:約78分…OPクレジットと、 女優チャン・ツィーによるライヴヴューイング開幕前の司会挨拶的メッセージと、 第1幕(3場)。 DVD2:約76分の第2幕(2場)とカーテンコール、 +ボーナストラック(リハーサル風景映像や舞台裏映像等)23分の計99分。 2007年1月当時、オペラなんてソレまでの人生で全く無縁で、 ほぼ何も知らなかった自分だけど、偶々偶然の巡り合わせで、新橋演舞場で、 この作品を観て、オペラってものも、 歌舞伎同様に、演じる役者の内面が本物であれば、 きちんと伝わってくるモノがあって、観てて涙が出て感動出来る、 そういう娯楽芸術なんだなと実感出来た、 自分にとっては特別な作品。 もう少しだけ経緯を書くと… 2006年の年末に偶然聴いたNPRの約8分のニュース 「Tan Dun’s ’First Emperor’ to Premiere at Met」 が、今夜プレミア上演がされるっていう夕方に放送されたニュースで、 制作に10年を費やしたNYメトロポリタンオペラの新作、 東洋の京劇と西洋のグランドオペラとを融合させた『The First Emperor』(始皇帝) を作曲家タン・ドゥンの経歴やインタビュー、 更には始皇帝役のテノール歌手ドミンゴやヒロイン役のソプラノ歌手フュートゥラル のインタビューとかを交えながら紹介する内容で… 楽器的にも、作曲の際のリサーチで、 始皇帝の時代には陶器を叩いて打楽器として使われていたということを知って、 そういう音楽要素を組込んだりとか、 ストーン・ドラミングに関するインスピレーションを得たキッカケの話とか… そういうのが紹介されていて、何だか興味が湧いて、 面白そうだな…と思っていたらそのニュースの締めの部分で、 METで予定されてる9公演のチケットは全て完売しているけれど、 年が明けて2007年1月には世界中の映画館でHDビデオ映像で公開される… と言っていたので、少し確認してみたら、 新橋演舞場でライヴヴューイング(The Met: Live in HD) があると分かり…当時、 毎月1回は同じ松竹ですぐ傍の歌舞伎座に足を運んで一幕観席とかで観劇していた、 ということもあって、ソレを聴いた後、千穐楽頃に歌舞伎座へ行った際に、 チケット売場で確認したらまだその新橋演舞場のチケットが買えたので、買って… 因みに、大晦日に歌舞伎座でも別作品『The Magic Flute』(魔笛) のライヴヴューイングがあって、その時の年末年始は、そのオペラ2作品を、 大スクリーンでの高解像度映像で観たんだけど… 特にこの始皇帝の新作オペラのほうは、途中、観てて号泣してしまう感じに、 個人的には、物凄く感動して印象深い作品だったんで… ずっと心には残っていて… もうあれから10年近くも時が経っちゃったんだけど、でも、 この前、偶然、プラスィド・ドミンゴの 「Domingo at The Met ANNIVERSARY EDITION」 という3枚組CDを買って聴く縁が巡ってきて、そこに1曲だけだけど、 この始皇帝の曲が入っていて、 それを聴いたら、また、あの時に観た感動を味わいたくなって… で、確認したらこのDVDが、そこそこお得な価格で買えるんだな、と分かったので、 買って、約10年ぶりに、改めて視てみて… …やっぱり、自分はあの… 始皇帝役のプラスィド・ドミンゴは勿論カッコイイんだけど、 視てて、涙が出てしまうのは、あの将軍、 なんだよね… 始皇帝の足の不自由な娘であるプリンセス(ユェイヤン)に想いを寄せていて、 燕(ヤン)を征服して作曲家を見つけ出したら、娘をお前にやる、 と始皇帝から約束されていたにも関わらず、 当のユェイヤン本人は、乗り気でなく、 かつ将軍が命を受けて探し出してきた作曲家に恋してしまい…NTRみたいな… でも、それでも、始皇帝への忠義や忠誠心は持ち続けていて、 最後は…っていう、あの将軍の内面部分が、 新橋演舞場で大スクリーンで観ていた時に、嫌と言うほどに伝わってきて、 号泣しちゃったんだけど… 今回、あれから10年近く経って、細かな部分とかはもう忘却の彼方にあったけど、 でも、第1幕第1場でその将軍が出てきて、 ユェイヤンに向けて歌ってるところとかから、もう既に、 うるうるってしてしまったり… …で、自分はそんな感じで、想いが実らない将軍が可哀想っていう部分に、 視ていて強く心が反応してしまってるんで、 ユェイヤンと作曲家ガオ・ジャンリの間のことには、あんまり感情移入は、 出来なくて冷めた目で視ている部分があったり…。 …そう言えば、新橋演舞場で観てた時も、 この、始皇帝の物語、としては当然終盤のクライマックスが話の一番の山場 になるんだろうけど、ワン将軍に感情移入してしまう自分には、 観ていての感情のピークはクライマックスの少し手前の、 ワン将軍のところで、それ以降は、 その余韻に浸りながら、話の成り行きを、一応最後まで見守ってた… みたいな感じだったな、ということを思い出したり…。 でも、今回は、DVDで視返したり繰り返し視たり出来るってことで、 新橋演舞場で1回観ただけでは、きっちりと把握出来てなかった部分も分かったんで、 クライマックスの部分も、あぁそっか、なるほどな… と、あの時よりも納得というか面白さが感じられたんで、よかった。 楽器的には、通常の西洋音楽的なオーケストラ的な楽器群以外のもの… 古代の陶器を叩いて打楽器的に使うとか、 ストーンドラミング、みたいな部分の珍しさだけでなく、 Waterphoneなんていう楽器があるんだな、みたいなのも初めて目にして、 へぇ、と思ったり。 各場の見所メモを簡易的に記すと… 第1幕:  第1場→冒頭の陰陽マスターとシャーマンが登場して古来からの音楽を奏でる部分の独特の雰囲気やスケール感がいいのと、その後、作曲家ガオ・ジャンリ以外の主要キャラが勢揃いしてからの…プリンセスのユェイヤンに想いを寄せてるけど、想いが通じなさそう、な将軍がやはり視てて泣けてくる。  第2場→作曲家が捕らえられて、始皇帝と対面するけど……そこの物語はソレとして、話が終わった後のIntermezzoの音楽…間奏曲が印象的…あの、打楽器音と掛け声が…。  第3場→ユェイヤンに想いを寄せる将軍としては、NTR的な展開で…最後の締め方は、歌舞伎と似たような部分もあるな、というのも興味深かったり。 第2幕:  第1場→出だし、中国琴とハープの見せ場、作曲家とユェイヤンの蜜月のデュエット…からの万里の長城建設中な壮大感…そして、始皇帝と娘、始皇帝と作曲家の駆引き…。  第2場→出だしからの、鐘の音に何か眠気を誘われる部分もあるけど……夫々の悲しき末路と復讐の顛末、な最後の場面。 …余談で、 2枚目のDVD2に収録されているボーナストラックは、 ライヴヴューイングでは第1幕と第2幕の合間に上映されていた、 リハーサル風景やインタビューの様子の映像だったんだけど…でも、 リハーサル風景のは多分、あの時のまま全部収録されていたと思うけど、 インタビュー部分とかは、全部は収録されてなくて…少し残念。 あと、この商品のパッケージを開けてみると… DVDだけが入ってるだけじゃなくて、 解説とか粗筋等が記された10ページほどの小冊子が付いてたんで、 ソレも読んで楽しんだり参考にしつつ、 また繰り返し視て何度も楽しめそうだな…って感じ… 但し、小冊子は英語のヤツで、あとDVDは字幕機能付いてはいるけど、 日本語の字幕は選択肢になくて… あるのは、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の字幕機能。 まぁ、英語の字幕で、とりあえず本編を視る分には事足りるけど… ボーナストラックの映像とかで、 普通に英語で会話している部分に関しては英語の字幕は付かなくて、 中国語で喋ってるところには英語の字幕が付くんだけど… みたいな…まぁ、ソレはソレで、 半分英語教材的なモノだっていう感覚で視てれば、 別の意味でも活用出来たり楽しめるな、 と…そんな感じ。 …そんなこんなで、劇場の大スクリーンで観るのと、 DVDをPC画面で視るのとでは、劇場での感動や興奮を全くそのまま、 ってわけには行かないけど、でも、 劇場で観ていて泣いた部分等はやはり、 PCで視ていても心にぐっと来て涙が出たし、 1回限りの劇場鑑賞とは違って、繰り返し視て、 隅々まで、色々と楽しめるし…ってことで、今回、縁が巡ってきて、 入手して、よかったな、と個人的には満足しています。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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