イー・イー・イー

タオ・リン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309205236
ISBN 10 : 4309205232
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,170p

内容詳細

ピザ屋で働く高学歴フリーターのアンドリュー。堂々巡りのネガティブ思考でやさぐれている目の前に、虚無感に苛まれた熊と、凶暴なイルカが現れて…。真新しい退屈と孤独と憂鬱を描く、ゼロ年代の青春小説。

【著者紹介】
リンタオ : 1983年アメリカ・ヴァージニア州生まれ。詩人として活動を開始し、文芸誌への寄稿や自身のブログなどで注目を集める。『イー・イー・イー』でデビュー。ニューヨーク在住

山崎まどか : 1970年東京生まれ。清泉女子大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りー さん

    間違ってる。間違ってる。根本的に間違ってるんだ。イー・イー・イーは共感を求めてる。自分自身に嫌気がさしながら、その責任を根こそぎ世界になすりつける様な若者達に。そんな間違った生き方をする奴らのすぐ隣、手を伸ばしても触れ合うことのないギリギリの距離を、ふてくされた顔で黙って歩いている様な、そんな寄り添い方をする小説なのだ、この本は。それが僕らの親しみの表し方だし、僕らなりの礼儀だから。だけど、間違ってるんだよ。共感してくれるはずのクソ野郎共はこんな変な海外文学、頼んだって読んでくれやしないんだから。

  • tomo*tin さん

    ウザいキモいダルいの三拍子が揃ってくれたおかげで何度もイラっとして、五回くらい読むのをやめようと思ったのに読み切ってしまって、自意識過剰で妄想逞しい痛い子の脳内をずっと覗いているような感じで、しかも延々耳元で呟かれているような気分で、三拍子恐るべしの感は一層強まるわけで、恥ずかしいわー不快だわーあはははは!となるわけで、それなのに時々ハッとさせられるのも事実で、脳内妄想は自由自在だけれど現実は縛られていて、その不安定さは格別で、青春は甘酸っぱいんじゃなくて酸っぱくて苦いわけよ、そういえば。

  • ズー さん

    なんじゃこりゃな世界観、自然に動物やエイリアンや大統領が絡んできたり。話が支離滅裂だったり。はちゃめちゃな世界観を楽しみつつも、これは意味わからないまま読み終わるのでは?と思いながら読む。 しかし、読み進めるにつれて所々手がかり的な文面が出てきたり、もしかしてあの動物たちは登場人物だった?と思わせたり。子供が描いた落書きのような非現実のような現実のような本だと思った。割と好き系。

  • 里馬 さん

    思いのほか、低評価?皆さんと違うて一気に読み進みさせられました。ああ、でも褒めてるんですかね?僕はよく分からんかったです。好きなんですけどどんな本かは他の方々の読んでもらえれば良いと思います。色々書きたいのですけど放り投げたいと思います。

  • niaruni さん

    イー・イー・イーは「淋しいよ、ぼく」ってことなのかもしれない。自分の抱える淋しさを必要以上に、実体以上に感じてしまうのが若さというものだと思う。青春小説=みずみずしさと思っている人には、たぶん受け入れがたい作品なのかも。でも、渦中にあると、青春ってたぶん暗黒と孤独なのだと思う。それを読ませてもらった、という気がする。

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