恐怖の契約 米韓FTA TPPで日本もこうなる 農文協ブックレット

ソンキホ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784540121289
ISBN 10 : 4540121286
フォーマット
発行年月
2012年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
103p;22

内容詳細

目次 : 第1部 「敗退する国家」の自画像―米韓FTAを、韓国「ビジョン2030」が引き出した!?(ビジョン2030/ “帰れぬ橋”を渡る/ 変化の中心地=公共サービス分野/ 農業/ 崩れた均衡)/ 第2部 禁じられた憲法(憲法を凌駕する英文契約書/ 強制された「同意」―国際仲裁同居命令/ 国際仲裁に付される“措置”/ 禁じられた憲法/ 貿易報復―国際貿易規範に反する国際仲裁)/ 第3部 間接収用―と言い立てて法外な投資者保護を保障する米韓FTA(投資/ 間接収用/ 土地問題と米韓FTA/ 米韓FTAは、韓国では憲法に優先し、米国では法律の下!/ ―みすぼらしい韓国憲法の位置/ 例外はない)/ 第4部 国は何ができるか?(最小基準待遇/ 内国民待遇/ 送金保障待遇)

【著者紹介】
宋基昊 : 弁護士。1963年、韓国全羅南道生まれ。ソウル大学を卒業し、豪州クインズランド大学大学院で食品法、環境法を修得。現在、(ソウル)スリュンアジア法律事務所の代表として、おもに農業法、食品法、国際通商法分野の諸問題に携わる。民主社会のための弁護士会外交通商委員会委員長も務めている

金哲洙 : 1964年、中国吉林省生まれ。中国延辺大学を卒業し、京都大学大学院(農学部)の研究員などを経て、2004年7月、日本農業新聞に入社。おもに、東南アジアの食料事情や日本農産品の輸出事業など貿易関連を取材

姜〓求 : 1961年、韓国慶尚北道生まれ。1986年、韓国嶺南大学卒業し、1997年、北海道大学大学院農学研究科博士後期課程農業経済学専攻修了。1998年、南九州大学園芸学部講師を経て2010年より南九州大学環境園芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます さん

    米韓FTAで持ち込まれた仕組みによって韓国社会がどうなるかを、同国の弁護士が公務員向けに解説したパンフレット。あくまで韓国社会への影響という観点から法律的に分析した中身なのでとっつきにくさはあるとはいえ、外国企業の活動の自由を保障することが国民生活や国内産業を守ることよりも優先される同協定の危険性がしっかりと伝わってくる。確かにこれは「恐怖の契約」。なんでこんな協定結んじゃったのというのが正直なところだが、TPPで韓国と同様の仕組みを要求されている日本もひとごとではなく、自国の問題として考えていきたい。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    日本のTPP問題を予見させる韓国の経験。転ばぬ先の杖とするべきであろう。対岸の火事ではないのである。憲法を凌駕する英文契約書(34頁)。日本もアメリカから訴えられた場合、たとえば、日本の自治体も英文を書いて訴訟に対応しなければならない。そして、日本の国内法ではなく、アメリカで裁かれる。アメリカは賠償金で一儲けしようとしている。なのに、今頃参加してなんになるのか、と思うが。

  • tellme0112 さん

    TPPは奥が深い。日本もこうなると思いながら読んだ。韓国事情に疎い人でも分かりやすく解説されてて良い。表現が辛辣。楽しい。しかし、本当に恐怖の契約だな。植民地にされそうだと思った。

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