センディル・ムッライナタン

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いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

センディル・ムッライナタン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152095244
ISBN 10 : 4152095245
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
335p;19

内容詳細

金や時間など何かが足りないと思った瞬間、あなたの認知能力は落ちている。欠乏が欠乏を生むメカニズムを精査し、従来の行動経済学の常識さえ塗り替える、天才研究者のコンビによる待望の解説書。

いつも時間に追われていて、思うとおりに物事が片付けられない。
それなりの収入はあるのに、目の前の出費のために、借金を重ねてしまう。
ダイエットをしようとたびたび取り組むけれど、長続きしない。
人の気を引こうと熱をもって話しかけるが、いつも相手はつまらなそうなだけ。
薬を処方通りキチンと飲まないから、いつまでも治らない。
……こうした、同じ状態から抜け出せない人は多いですが、じつはこれらはすべて、必ずしもその人の資質によらない、ある共通の要因がもとで起こっていたのです。

さまざまのめざましい実験・研究成果を応用し、期待の行動経済学者コンビが初めて世に贈る1冊。
(原題: SCARCITY: Why Having Too Little Means So Much)

著者
センディル・ムッライナタン(Sendhil Mullainathan)
ハーバード大学経済学教授。俗に「天才賞」と呼ばれるマッカーサー賞の受賞者で、専門は行動経済学・発達経済学。

エルダー・シャフィール(Eldar Shafir)
プリンストン大学ウィリアム・スチュワート・トッド心理学教授。専門は認知科学、行動経済学。

二人は行動経済学の成果の社会問題への応用をアドバイスする非営利組織〈アイデアズ42〉の共同創立者である。

訳者略歴
大田直子(おおた・なおこ)
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒。訳書にイーグルマン『意識は傍観者である』、グリーン『隠れていた宇宙』、サックス『見てしまう人びと』『心の視力』『音楽嗜好症』、ドーキンス『ドーキンス博士が教える「世界の秘密」』ストーン&カズニック『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史1』、ブリファ『やせたければ脂肪をたくさんとりなさい』ほか多数。

【著者紹介】
センディル・ムッライナタン : ハーバード大学経済学教授。俗に「天才賞」と呼ばれるマッカーサー賞の受賞者で、専門は行動経済学・発達経済学。行動経済学の成果の社会問題への応用をアドバイスする非営利組織“アイデアズ42”の創立者

エルダー・シャフィール : プリンストン大学ウィリアム・スチュワート・トッド心理学教授。専門は認知科学、行動経済学。行動経済学の成果の社会問題への応用をアドバイスする非営利組織“アイデアズ42”の創立者

大田直子 : 翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    この本を手にとった時は時間の管理方法について書かれていると思ったが、副題を見ると行動経済学だったので読むまで気付かなかった。さて本書では空腹やローンの返済などの欠乏という心理状況がいかに人の判断を誤らせるのかという事例をたくさん書いていた。正しい判断をするというのは中々いろんな要因が出てくると難しくなるのだとわかった。

  • yomineko@猫と共に生きる さん

    いつも時間がないと思ったり、言っている私は「スラック(予備の時間。yomineko訳)」を作らず、いつもギリギリ状態で仕事を進めたり、語学の勉強をしているのでどこかでしわ寄せが来る。そして、「トンネリング状態(やるべき事をトンネルの中にしまっていて、気付かないふりをしてしまう。yomineko解釈)」に嵌ってしまう。この本は講堂経済学という難しいテーマを掘り下げた名作。日本語訳がやや硬く感じるが、理路整然としていて分かりやすい。ギリギリで予定を立てると必ず失敗すると分かっていてもやってしまうのが人間。

  • Willie the Wildcat さん

    行動経済学からの「欠乏」とその影響。時間とお金という物理面より、精神面の余裕の有無と解釈。トンネリングvs.スラックは聞き慣れているが、「マインド・ワンダリング」は確かに要注意。本能からのリスク回避への警鐘に近いのかもしれない。但し、対策が割りと普通なのが意外でもあり、納得感もある。一方、違和感が拭えないのが「貧困」への論旨展開。論理ではなく感情面。事例も豊富だが、十把一絡げの表現がどうにもなぁ・・・。

  • Koichiro Minematsu さん

    トンネリング、欠乏が欠乏を生む

  • ふろんた さん

    実用書かと思っていたら、行動経済学の本でした。常に欠乏状態であると、次第にパフォーマンスまで低下して、ジリ貧に陥ると。常にゆとりを待たせておくことが必要。

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ハーバード大学経済学教授。俗に「天才賞」と呼ばれるマッカーサー賞の受賞者で、専門は行動経済学・開発経済学。行動経済学の成果の社会問題への応用をアドバイススる非営利組織“アイデアズ42”の共同創立者

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