セシル・スコット・フォレスター

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スペイン要塞を撃滅せよ ハヤカワ文庫

セシル・スコット・フォレスター

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150400583
ISBN 10 : 415040058X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,380p

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読書メーターレビュー

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  • Aminadab さん

    執筆順7作目、「海尉編」第2巻、『帰還』と並ぶ最高傑作。年代は1802年3月アミアン和約の前後。この巻だけ視点人物がのちのブッシュ副長で、ホームズとワトソンみたいな安定感が心地よい。『候補生』が短編集+ツナギ中篇に対し、本巻はプチ長編+ツナギ中篇の構成。長編は訳題通り現ドミニカ共和国の要塞を攻略するだけの話だが、作戦展開が終始超理詰め。さらに主人公がまだ下っ端で(ブッシュより下)、ソシオパスの艦長やぼんくらの一等海尉のもとで機略縦横の実力を発揮する過程での人事上のもだもだが絶妙。ほんとこの人小説がうまい。

  • がんぞ さん

    海兵隊というものは必要が生じるときには、連日の激務を要求されるもので、その指揮者は微塵も疲労を見せてはならない。この時代の大砲の弾は非炸裂だから命中するだけではそれほど損害を与えられない。ゆっくりした弾丸とはいえ帆船は風任せだから避けるのは難しい、砲弾が真っ赤に焼いてあって木造船に火災を起こさせるとしたら?╱要塞の砲台は爆破してしまう。英国海軍には航行の自由があれば充分満足╱船長の権限は絶大でその指揮に乗員全員の運命がかかっている。軍では“命令は絶対”だが、船という閉鎖空間の中では証拠を残さず殺人ができる

  • shiro さん

    ホーンブロワーの2巻。視点は初登場のブッシュ海尉。直情的で真面目な好青年といった感じ。彼の目から見るホーンブロワーが1巻とはまた一味違って面白い。精神に異常をきたした艦長の事故、スペイン要塞への攻撃、捕虜の反乱、そして終戦といった激動の流れの中で育まれる親愛と友情が楽しい。ブッシュを助け起こすシーンではそれまでの優等生然とした態度から一転、特別な友情をのぞかせる人間らしさが垣間見えて嬉しくなった。それにしてもホーンブロワーは女性慣れしてないな。恋は勢いだけれどあれはただ流されただけじゃないかな。

  • akizuki_b さん

    ブッシュ海尉視点でストーリーが展開。2巻ではホーンブロワー「海尉」になっていて猜疑心の固まりの艦長の下で謀反が起こりそうになるわ、スペイン要塞攻略で大活躍して艦長に昇進するかと思いきや昇進がぽしゃってその日の生活すらできない状況に陥るわと波瀾万丈すぎて面白かった。

  • けるぴー さん

    海尉となったホーンブロワーを先任海尉からの視線で描く第二巻。一巻とは違い、ホーンブロワー自身の心情がほとんど描かれないことで、彼が才能あふれる若者として描かれている。

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セシル・スコット・フォレスター

1899年カイロの生まれ。1966年没。海洋冒険小説の名手として名高いイギリスの小説家。ロンドンの大学で医学を学んだが、学位を取らずに中退し、文筆業に転向した。1932年、ハリウッドと契約し、以後39年まで、毎年13週間をアメリカで過ごす。第二次世界大戦が勃発するとイギリス情報省に入り、のちに海軍に

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