CD 輸入盤

スーク:アスラエル交響曲、ブリテン:シンフォニア・ダ・レクィエム ビエロフラーヴェク&BBC交響楽団(2CD)

スーク(1874-1935)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU4095
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

「プラハの春音楽祭2008」ライヴ
ビエロフラーヴェク&BBC交響楽団
スークの『アスラエル交響曲』、ブリテンの『シンフォニア・ダ・レクィエム』


チェコの巨匠ビエロフラーヴェクが、2006年より首席指揮者を務めるBBC響を率いて、2008年に母国「プラハの春音楽祭」に出演した際の模様を収めたアルバムが登場。指揮者、オーケストラそれぞれにとってのお国もの、スークの『アスラエル交響曲』とブリテンの『シンフォニア・ダ・レクィエム』というプログラムは、「死」をテーマにした内容が共通する組み合わせとなっています。

【アスラエル交響曲】
1904年にスークは、自らの師であり、また義理の父でもあったドヴォルザークに哀悼の意を込めて交響曲の作曲に着手するものの、その過程で、こんどはスークの妻でドヴォルザークの娘オティリエまでも失うという不幸に見舞われてしまいます。アスラエルとは死を司る天使の名前で、こうした背景から生まれた『アスラエル交響曲』は演奏時間1時間にも及ぶ大曲で、R.シュトラウスばりの華麗な管弦楽法により、悲痛かつ美しい音楽で満たされていることからスークの最高傑作とも呼ばれています。内容的には、どうしても耐えられないような力に苦しめられる物語ではあるものの、同時にまた、それを克服し、安堵と希望を捜し求める物語という面を併せ持っていることも見逃せません。

【シンフォニア・ダ・レクィエム】
1940年に、日本の皇紀2600年祝典用の作品がイギリスを含む5カ国の作曲家に依頼されることになり、委嘱を受けたブリテンによって提出されたのが『シンフォニア・ダ・レクィエム』です。「亡き父母を偲んで」とスコアに記され、3つの楽章に「ラクリモーザ(涙の日)」、「ディエス・イレ(怒りの日)」、「レクィエム・エテルナム(永遠の安息)」と、ミサ典礼書による表題が付けられたこの作品を、意図的な侮辱として日本政府は受取りを拒否していますが、内容的にも『戦争レクィエム』の先駆けともいえるブリテン初期の傑作であり、筋金入りの反戦主義者ブリテンを象徴する一作でもあります。

【チェコ音楽のエキスパート、ビエロフラーヴェク】
1946年プラハに生まれ、チェコの戦後世代を代表する指揮者であるビエロフラーヴェクは、母国チェコのレパートリー、なかでも「マルチヌーのエキスパート」として知られるほかに、スークの作品演奏にも力を入れてきました。BBC響とは、2010年に交響曲第1番と交響詩『人生の実り』をセッション録音しており、そちらもすでに高い評価を得ていることから、ここでの内容にも期待が高まるところです。
 なお、1991年にチェコ・フィルを指揮して『アスラエル交響曲』をセッション録音しているので、このたびのBBC響とのライヴはビエロフラーヴェクにとって2種目の録音ということになります。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・スーク:交響曲第2番ハ短調 Op.27『アスラエル』 (60:36)
・ブリテン:シンフォニア・ダ・レクィエム Op.20 (20:17)

 BBC交響楽団(リーダー:アンドルー・ハヴロン)
 イエジ・ビエロフラーヴェク(指揮)

 録音時期:2008年6月1日
 録音場所:プラハ市庁舎、スメタナホール
 録音方式:デジタル(第63回プラハの春国際音楽祭ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Andante Sostenuto
  • 02. Andante
  • 03. Vivace
  • 04. Adagio
  • 05. Adagio E Maestoso

ディスク   2

  • 01. Lacrymosa. Andante Ben Misurato
  • 02. Dies Irae. Allegro Con Fuoco
  • 03. Requiem Aeternam. Andante Molto Tranquillo

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