CD 輸入盤

アスラエル交響曲 マッケラス&チェコ・フィル

スーク(1874-1935)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU4043
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

完全初出、チェコ音楽に奉仕した巨匠マッケラスの遺産
迫真のライヴ、スークのアスラエル交響曲


1904年にスークは、師であり、また義理の父であったドヴォルザークに哀悼の意を込めて交響曲の作曲に着手しました。ところが、その作曲の過程で「死の天使アスラエル」 は、スークの妻でドヴォルザークの娘オティリエまでもスークのもとから奪ってしまいます。
 こうした背景から生まれた『アスラエル交響曲』は演奏時間1時間にも及ぶ大曲で、R.シュトラウスばりの華麗な管弦楽法により、悲痛かつ美しい音楽で満たされていることからスークの最高傑作とも呼ばれています。内容的には、どうしても耐えられないような力に苦しめられる物語であるけれども、同時にまた、それを克服し、安堵と希望を捜し求める物語という面を併せ持っていることも見逃せません。
 2007年4月6日の聖金曜日にルドルフィヌムで、マッケラスが指揮したスークの『アスラエル交響曲』の演奏は、初演からちょうど100年目にあたるものでした。若かりしマッケラスは60年ほど前に、スークの親友だった巨匠ターリヒから初めて『アスラエル交響曲』について聞かされたそうですが、後年になって、マッケラスは愛娘の死に遭遇したのちに、まったく違った角度で作品を捉えたと打ち明けています。このように、おおきな心境の変化を経て臨んだマッケラスと、巨匠を敬愛する名門チェコ・フィルとの顔合わせだけに万全の内容が期待されるところです。
 最後に、マッケラス&チェコ・フィルによる『アスラエル交響曲』はかつてリリースされたことのない音源とのことですので、その意味でも大きな話題を提供するものとおもわれます。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・スーク:交響曲第2番ハ短調Op.27『アスラエル』 (1905-06)

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・チャールズ・マッケラス(指揮)

 録音次期:2007年4月5、6日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム
 録音方式:デジタル(ライヴ)

収録曲   

  • 01. Suk: Asrael Symphony, Op. 27 [59:19] : I. Andante sostenuto [14:56]
  • 02. II. Andante [07:11]
  • 03. III. Vivace [11:35]
  • 04. IV. Adagio [10:57]
  • 05. V. Adagio e maestoso [14:40]

ユーザーレビュー

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マッケラスさんは、80歳近くなってもこの年...

投稿日:2012/05/28 (月)

マッケラスさんは、80歳近くなってもこの年、イギリスで、チェコで、ドレスデンで、精力的に活動され、数多くのライヴ録音、名演を残してくれています。このスークも自家籠中のチェコの作品で、悲痛、希望を託した音楽を、情感深く披露しています。ドヴォルザークの6番も、いい演奏でした。良識と、強引でない、自然でよく研究された音楽をここでも、聴かせて頂けます。尊敬。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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