CD 輸入盤

『わが祖国』全曲 ヤクブ・フルシャ&プラハ・フィルハーモニア

スメタナ(1824-1884)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU4032
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

2010年「プラハの春」音楽祭ライヴ
期待のフルシャ&手兵プラハ・フィルハーモニア
スメタナの『わが祖国』


ことし2010年も恒例のスメタナの『わが祖国』全曲演奏で幕を開けた第65回プラハの春国際音楽祭。スメタナの命日である5月12日の市庁舎スメタナ・ホールでのオープニング・コンサートに引き続き、ルドルフィヌムにおいて2夜にわたり、この看板プログラムを指揮する大役を任されたのは、1981年生まれ、チェコ期待のヤクブ・フルシャ。
 新日本フィルほかへの客演を通じて、入念なリハーサルに裏付けられた音楽づくりが評判を呼び、日本のファンを着実に増やしているフルシャですが、ここでも由緒ある伝統に敬意を払いながらも、まず、忠実かつ練り上げた譜読みに集中する姿に好感が持てます。若者らしいしなやかな感性の発露がすがすがしい『モルダウ』、すさまじい迫力で描かれる『ターボル』、『ブラニーク』など、圧倒的な成功を収めた内容からは、オープニング・コンサートにヴァーツラフ・ノイマンに匹敵する若さで抜擢されたのもおおいに首肯されるところです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・スメタナ:連作交響詩『わが祖国』全曲
 プラハ・フィルハーモニア
 ヤクブ・フルシャ(指揮)

 録音時期:2010年5月13-14日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
 録音方式:デジタル(「プラハの春」国際音楽祭ライヴ)

収録曲   

  • 01. M Vlast (My Fatherland), Symphonic Poems (6), JB 1:112: 1. Vysehrad
  • 02. M Vlast (My Fatherland), Symphonic Poems (6), JB 1:112: 2. Vltava
  • 03. M Vlast (My Fatherland), Symphonic Poems (6), JB 1:112: 3. Srka
  • 04. M Vlast (My Fatherland), Symphonic Poems (6), JB 1:112: 4. Z Ceskch Luhu a Hju (From Bohemian Fields and Groves)
  • 05. M Vlast (My Fatherland), Symphonic Poems (6), JB 1:112: 5. Tbor
  • 06. M Vlast (My Fatherland), Symphonic Poems (6), JB 1:112: 6. Blank

総合評価

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「我が祖国」を解放した演奏だ 各交響詩が...

投稿日:2016/03/22 (火)

「我が祖国」を解放した演奏だ 各交響詩が描出する祖国の風土と歴史を踏まえた上に 楽曲の普遍性と汎世界性を高らかに謳いあげたフルシャ&プラハpo 六曲それぞれの起承転結を明瞭に表現したことで六曲の魅力が均衡した 「ヴルタヴァ」が突出した印象を残すことがなく「ターボル」「ブラニーク」の一本調子が解消し 六曲が見事な六面体となった 随って全曲の一体感が高まり長尺感が消えた そこで見えてきたのが「我が祖国」の戦闘性なのだ 題材がそうした歴史を背景にしたものだと言うが「ヴルタヴァ」や「ポヘミヤの森と草原から」にも戦う人の眼差しと息遣いを感じさせる スメタナがこの六曲作曲中に完全に聴覚を失ったことが反映しているのだろうか フルシゃの演奏には戦場の残酷さや悲愴感はない どこまでも希望を失わない調べを歌いと鼓動を打ち続けている このディスクは豊かな残響のある部屋で余裕のある音量で奏でたい 衷心より推薦する 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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昨年2010年5月12日、プラハ_スメタナ・ホー...

投稿日:2011/06/18 (土)

昨年2010年5月12日、プラハ_スメタナ・ホールでの「第65回プラハの春」、国際音楽祭オープニングコンサートに参加してきました。クラウス大統領も列席され、フルシャの若々しい指揮のもと、国歌演奏に続き、オーケストラと聴衆が一体となって、大変盛り上がった演奏会でした。このCDは2日目のドヴォルザーク・ホールでのライブ録音で、初日に比べ若干落着いた演奏ですが、やはりセッション録音とは異なる雰囲気が出ています。コンサートは2部構成で、第3曲「シャルカ」と第4曲「ボヘミアの森と草原から」の間に休憩が入りました。プラハ・フィルハーモニアは1994年設立の若いオーケストラで、2008年からフルシャが常任指揮者を勤めています。チェコ・フィルハーモニーなどにくらべ若いプレーヤが多く、ヴィオラの中で”イトウ・エミ”さんという方が一所懸命に演奏していました。

Terry さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2011/01/09 (日)

気鋭の小編成オケと若手指揮者の共演による切れ味鋭い演奏、を期待しましたが、録音の悪さにすべてをスポイルされてしまっています。弦も管も前に出ず、打楽器はモゴモゴ。これでは演奏を味わう以前の問題です。ルドルフィヌムでのライブ収録ですが、日本のエクストンが録っていれば、と思わずにはいられませんでした。演奏そのものは奇をてらわないストレートなもので、好印象には違いないのですけれど…

SeaCrow さん | 東京都 | 不明

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