スパーク、フィリップ

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商品ユーザーレビュー

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  • イギリスの作曲家、フィリップ・スパークは速筆で知ら...

    投稿日:2023/03/12

    イギリスの作曲家、フィリップ・スパークは速筆で知られており、毎年多数の自作を書き上げている一方で、それらを出版するためにアングロ・ミュージックという出版社を起こしており、そこから出た2008年度の新作参考演奏集がこれ。 演奏はドイツ管楽フィルハーモニー、指揮はヴァルター・ラツェクと、ティモール・オリヴァー・チャディック。 指揮者のヴァルター・ラツェクは1979年にドイツ陸軍第9軍楽隊に入隊し、以後、ドイツ陸軍第2軍楽隊、ドイツ連邦軍教導団軍楽隊の隊長を務めた後2001年にドイツ連邦軍軍楽隊の隊長に就任、同軍楽隊を指揮する一方、2003年にはドイツ管楽フィルハーモニーの首席指揮者に就任しました。 ティモール・オリヴァー・チャディックは最初は民間の指揮者として活躍後、2006年に連邦軍軍楽隊に入隊、ドイツ連邦軍参謀司令部軍楽隊とドイツ連邦軍第3空軍軍楽隊の副指揮者を務め、2012年から2014年までドイツ連邦軍第3空軍軍楽隊隊長、2015年から現在まで連邦軍ビック・バンドのリーダーを務めています。 ドイツ管楽フィルハーモニーでは副首席指揮者でした。 ドイツ管楽フィルハーモニーは、1992年に、ミハエル・クンマーとデイヴィッド・ギブソンによって設立され、ドイツ各地からプロや音楽大学生等から腕利きを集めた団体です。 クンマーとギブソンが率いていた時代にも録音はありますが、ラツェクが指揮者になってからCDの録音を本格的に開始、デ・ハスケとアングロ・ミュージック等に、録音を残しました。 2009年までの活動は確認されていますが、2010年以降の活動は見当たらず現在は休止もしくは解散状態のようです。 本CDはセッション録音としては確認出来る限り最後の音源です。 ただ、演奏に関しては一級品であり、高い技術力とドイツのバンドらしい重厚な音色が引き締まったスケールの大きな演奏だと思います。 参考演奏ではありますが、十分観賞用にも聴けるでしょう。 録音も細かな事を気にしないなら十分な水準です。

    レインボー さん

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  • フィリップ・スパークが自作を出版するために2000年に...

    投稿日:2023/03/01

    フィリップ・スパークが自作を出版するために2000年に立ち上げたアングロ・ミュージックはCDの制作もしており、これは同社の7枚目にあたるCDです。 ヴァルター・ラツェク指揮、ドイツ管楽フィルハーモニーの演奏で収録されたものです。 ドイツ管楽フィルハーモニーは1992年にミハイル・クンマーとデイヴィッド・ギブソンによって設立され、2003年にラツェクが指揮者に就任しましたが、2010年以降は活動を停止してしまったようです。 指揮者のラツェクは1979年にドイツ連邦軍の軍楽隊に入隊し、指揮者に転向後はドイツ連邦軍第2軍楽隊やドイツ連邦軍教導団軍楽隊の軍楽隊長を務め、本CD録音時はジークブルクのドイツ連邦軍軍楽隊の隊長を務めていました。 オケはドイツ全土から奏者を募集したというだけあり、演奏レベルはなかなかのもので、冒頭の『バンドワゴン』から快演が続きます。 他にはウッドロー・イングリッシュのトランペット・ソロが見事な『マンハッタン』や、『祝祭ファンファーレ』『マーチッシモ』、タイトル曲『2つの流れのはざまに』等が良い演奏だと思います。 作品は続けて聴くと同じ作曲家という事もあって、似たようなフレーズも飛び出してきたりはしますが、ベテランだけあって、そこは安定感のある筆で、安心して聴けると思います。 録音についての細やかな情報はなく、エンジニアやプロデューサーの名前が書いてあるだけですが、音質や状態は問題ないでしょう。

    レインボー さん

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  • フィリップ・スパークが自作を出版するために立ち上げ...

    投稿日:2023/02/22

    フィリップ・スパークが自作を出版するために立ち上げたアングロ・ミュージックは楽譜だけではなく、参考演奏CDも制作しています。 このCDは2003年に制作されたもので、同年の新譜集となっています。 演奏はテイメン・ボトマ指揮、ヨハン・ヴィレム・フジョー軍楽隊。 スパークが現代吹奏楽編成に合わせて編曲したベートーヴェンの行進曲『ヨークシャー連隊』で始まる本CDはアレンジが3曲、自作5曲全17トラック収録されています。 タイトル曲は『ある都市の肖像』ですが、注目すべきは組曲『ハイランド讃歌』でしょう。 スコットランドの風景を音で描いたこの作品、意外とCD音源が少ないため貴重な一枚。 同じく『シンフォニエッタ第3番』も録音はそれほど多くないはず。 演奏団体のヨハン・ヴィレム・フジョー軍楽隊は1819年まで起源が遡れる歴史ある軍楽隊です。 永らくオランダを代表する軍楽隊として知られていましたが、2005年1月にデン・ハーグのオランダ王立陸軍軍楽隊と合併し、新たにオランダ王立陸軍ヨハン・ヴィレム・フジョー軍楽隊として再編されました。 再編後はメンバーが変わった事もあってか、各々の軍楽隊のカラーは薄くなり往年のサウンドを知っていると寂しいですが、本CDでは合併まで2年前という末期の時期ながら、伝統を感じさせるサウンドで、曲によっては大味な演奏もあるもの、楽器の鳴りの良さや、引き出しの広い充実した安定感のある演奏はさすがというべきでしょう。 正確な録音日時は書いてないのですが、発売が2003年なので同年録音でしょう。 録音エンジニアなどは当時のデ・ハスケと共通であり、録音の傾向もデ・ハスケのフェスティバル・シリーズと似ています。 もちろん、音質は問題なし。

    レインボー さん

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