SACD 輸入盤

<ベルリン・フィルと子どもたち[RHYTHM IS IT!]>春の祭典 サイモン・ラトル/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

ストラヴィンスキー(1882-1971)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BPH0451
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bpo
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ベルリン・フィル自主制作レーベル
ラトル&ベルリン・フィルの『春の祭典』

演奏はまさに期待通りの素晴らしさ。ラトルならではの鋭利なアプローチとBPOの機能性&パワーが融合した、たいへん情報豊かで、そのうえパワフルな名演を実現しています。
 冒頭のファゴット・ソロからして、細かいフレージング処理と響きの豊かさが結びついてもう抜群。ここに限らず、ラトルは木管セクションを浮き立たせて、音色の多彩な変化をニュアンス豊かに、時に目まぐるしいまでの鮮烈さで聴かせてくれます。このあたりは迫力一辺倒の演奏や、やたらギクシャクとリズムに固執した演奏からは到底聴かれない部分。ラトルのこの作品に対する実に洗練されたスタンスはこれだけでも明らかでしょう。
 そうしたラトルの要求に充分に応えたうえで、さらに強烈なパワーを示してくれるのですから、やはりBPOはとんでもないオケです。個々の楽器の巧さはもちろん、マスとしての響きの厚みと熱気には脱帽で、一時スリム化したなどと言われていたことがウソのよう。第1部のコーダなど、底知れないパワーを感じさせて圧巻です。
 第2部では、こうした両者の特徴がさらに見事な成果を生んでいます。とにかく序奏部のあまりの美しさには仰天するほかはなく、ドビュッシーもかくやの極度なニュアンス表出は前代未聞で、“ハルサイ”にこんな美しい瞬間があったとはまさに驚きです。BPOならではの力技が炸裂する「生贄への賛歌」(バス・ドラが凄い!)がその直後にあるのですから、両者のコントラスト効果もバツグン。
 知的かつ分析的でありながら熱い血のたぎりを失わない指揮者と、圧倒的なパワーを誇示しつつ細やかなデリカシーをも備えた奇跡的なオーケストラという、『春の祭典』にとってまさに理想的なコンビが、互いの実力を充分に発揮した名演といえます。

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 映画の中ではダンスを通した子どもたちの葛藤/成長の他に、ラトルのインタービューとリハーサル風景も含まれていますが、CDでは「ストラヴィンスキー:春の祭典」が全曲録音されています。
 同時収録の映画スコアはアカデミー・オブ・ベルリン・フィルハーモニーにより演奏されます。ラトル&ベルリン・フィルの顔合わせによる「ハルサイ」初録音にぜひご注目ください!

「ベルリン・フィルと子どもたち」 <RHYTHM IS IT!>

・録音開始時のサイモン・ラトルからベルリン・フィルへのスピーチ
 (2003年1月23日)

・ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』全曲
 第1部 大地礼賛(昼)[16:05]
 00:03- 序奏 [03:36]
 03:39- 春のきざしと若い娘たちの踊り [03:17]
 06:56- 誘拐の遊戯 [01:14]
 08:10- 春のロンド [03:51]
 12:01- 競い合う部族の遊戯 [01:49]
 13:50- 賢者の行進 [00:43]
 14:33- 大地への口づけ [00:30]
 15:03- 大地の踊り [01:05]

 第2部 生贄の儀式(夜)[18:56]
 16:14- 序奏 [04:49]
 21:03- 若い娘たちの神秘的な集い [03:03]
 24:06- 選ばれた乙女への賛美 [01:44]
 25:50- 祖先の霊のよびさまし [00:43]
 26:33- 祖先の儀式 [03:39]
 30:12- 生贄の踊りと選ばれた乙女 [04:58]

 サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

・カリム・セバスティアン・エリアス:
 「ベルリン・フィルと子どもたち」映画スコア(小曲6曲)
 ゲルノート・シュルツ指揮
 アカデミー・オブ・ベルリン・フィルハーモニー
 ハビブ・セバスティアン・エリアス(P)

・Versteck Dich Nicht!
 ウィケッヅ フィーチャリング
 アカデミー・オブ・ベルリン・フィルハーモニー
 *この曲はヒップホップ・ミュージックです。

<CD/SACDに収録されている映画の一場面のラトルのスピーチ>
「おはよう、1分だけ話をしよう。今回の試みは信じられないほどすばらしいものだ。子供だけのダンス・カンパニー、年齢も8歳から20代初めと幅広い。人数は全部で250人。できる限りさまざまな社会的階層から集めた、性別もさまざまで3種類、あらゆる背景の子たちが集まった。年齢も8歳から20代なら、出身もイラクにイランにロシアにギリシャ。ドイツでも東ベルリンと西ベルリン、敵同士だったかもしれない子供たちだ。私は今までいろいろな“春の祭典”の舞台を見てきたがこんなのは初めてだ。かつてない新しい試みだし、我々皆で出来ることをうれしく思う。大きな挑戦だ。楽しみにして演奏に入ろう」 ― 映画「ベルリン・フィルと子どもたち」より

SACD Hybrid
CD 2.0ch./ SACD 2.0ch./ SACD 5.1ch.

総合評価

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演奏そのものの精度はすばらしいと思うので...

投稿日:2005/02/05 (土)

演奏そのものの精度はすばらしいと思うのですが、映画を見た後にCDを買って聴いたためか、映画の所々での演奏とバレエの相乗効果による熱気が感じられませんでした。こうなったらボーナスにバレエ全曲付のDVDリリースに期待したい。

爪楊枝 さん | 沖縄、基地の近く | 不明

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いかにもラトルらしい春祭である。といえば...

投稿日:2005/01/03 (月)

いかにもラトルらしい春祭である。といえば、大方の予想はつくだろう。ただし、ベートーヴェンで聴かせた様な解釈優先型でなく、音圧・リズムの切れなど、曲の要求するものに何の不足もないことがこの演奏のウリ。ただし、CDは録音がダメ。春祭のバーバリズムを表現するにはワンポイントのホールトーンたっぷり録音では「風呂場カラオケ」のごとく聴こえてしまいいかにも勘違い。SACD5.1チャンネルで堪能すればそのホールトーンがプラスに出るのだが、SACDを持っていない人はどう聴くのだろうか…。

フリッチャイマニア さん | 埼玉県 | 不明

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期待しすぎた様で今ふたつぐらい物足りない...

投稿日:2005/01/03 (月)

期待しすぎた様で今ふたつぐらい物足りない。表現は知能的で練達、色々と斬新な箇所は耳につくのだが全体的には統一した様式、訴求力に不足する。意図は良いが表現が今ひとつ平坦なのだ。テンポはいいが、強弱、主旋律と内声部、対旋律、バランスもうまいが何処か弱い。

いやみなぶらいあん さん | 東京都 | 不明

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ストラヴィンスキー(1882-1971)

Igor Stravinsky was one of music's truly epochal innovators; no other composer of the twentieth century exerted such a pervasive influence or dominated his art in the way that Stravinsky did during his seven-decade musical career. Aside from purely technical considerations such as rhythm and harmony, the most important hallmark of Stravinsky's style is, indeed, its changing face. Emerging from the

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