ステファヌ・マラルメ

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賽の一振り 叢書・エクリチュールの冒険

ステファヌ・マラルメ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865031300
ISBN 10 : 4865031308
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
88p;21

内容詳細

マラルメの作品世界の極点に輝く最晩年の詩篇「賽の一振りは断じて偶然を廃することはないだろう」の新訳。付録として、マラルメ自身による「詩篇「賽の一振り」に関する考察」と、ユレによるインタヴュー「文学の進展について」を併載。原典各版の成立と既訳書をめぐる訳者による懇切な紹介を付す。「じつは、お分かりでしょうが、と、先生はわたしの手を握りながら言った、世界は一冊の美しい書物に至るためにつくられているのです」(「文学の進展について」より)。叢書・エクリチュールの冒険第20回配本。

目次:
賽の一振り
附録T:詩篇「賽の一振り」に関する考察
附録U:文学の進展について
訳者解説
訳者後記

【著者紹介】
ステファヌ・マラルメ : 1842‐1898。19世紀のフランス象徴詩を代表する詩人。地方の高等中学校の英語教師をしながら創作に没頭するが、精神的・肉体的な危機に見舞われた。1871年パリに出て以後は交友関係も広がり、「牧神の午後」や「エロディアード」など代表作となる絶唱を生み出した

柏倉康夫 : 1939‐。東京大学文学部フランス文学科卒業。NHKパリ特派員、解説主幹の後、京都大学文学研究科教授を経て、放送大学教授、副学長、図書館長、同大学名誉教授。京都大学博士(文学)。フランス国家功労勲章叙勲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もち さん

    百数十年前のものとは思えない衝撃があった。フランス文学史を知らなくても衝撃的だった。

  • 3J28 さん

    ひとつの詩篇として読むなら、全集の清水徹訳よりもこちらを勧めたい。付録や訳者解説も充実していると思う。「他のものではありえない/唯一の数」を出すこと、その希求は難破する。思考は、それでもなお「賽の一振りを放つ」のだ…… マラルメの、〈書物〉への絶望的だが美麗な努力。燦然と輝き続ける星座はマラルメを、そしてわれわれを励まし続けるだろう。

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ステファヌ・マラルメ

1842‐1898。十九世紀のフランス象徴詩を代表する詩人。若くしてボードレールとエドガー・アラン・ポーに魅せられて詩作をはじめ、地方の高等中学校の英語教師をしながら創作に没頭するが、「詩とは何か」という根源的な問いに苦しみ、精神的・肉体的な危機に見舞われた。1871年パリに出て以後は交友関係も広が

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