スティーヴン・ネイフ

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ファン・ゴッホの生涯 上

スティーヴン・ネイフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336060457
ISBN 10 : 4336060452
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
515p;22

内容詳細

ピューリッツァー賞受賞コンビによる奇跡的ゴッホ伝。あまたの伝説にいろどられた画家フィンセント・ファン・ゴッホの波瀾に満ちた生涯を、圧倒的な精密さと感動的な筆致で巨細にわたり描き出した、ゴッホ伝の記念碑的決定版!図版約200点収録。

目次 : 第1部 若年時代 1853‐1880(堰と堤/ ヒースの前哨地/ 奇矯な少年/ 神とカネ/ レイスウェイクへの道 ほか)/ 第2部 オランダ時代 1880‐1886(氷の心/ ますます愛する/ 素描家の拳/ 我が愛しの未亡人/ みなし男 ほか)

【著者紹介】
スティーヴン・ネイフ : 1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。美術雑誌に執筆の傍ら、ナショナル・ギャラリー・オヴ・アートを含む数多くの美術館で講義、プリンストンで美術史を学び、ハーヴァード大学フォグ美術館で卒業制作を行なう。グレゴリー・ホワイト・スミスと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを含む数多くの著書を上梓している。評伝『ジャクソン・ポロック―アメリカン・サーガ』は1991年にピューリッツァー賞を受賞、ナショナル・ブック・アワードのファイナリストとなった

グレゴリー・ホワイト・スミス : 1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。コルビー・カレッジで英文学を専攻、ワトソン・フェロウとしてヨーロッパで中世およびルネサンス音楽を研究、ハーヴァード・グリークラブの副指揮者を務めながら、ハーヴァードで卒業制作を行なう。また、二つのTVシリーズを執筆、一つは人間の行動を扱うフィル・ドナヒューの番組、もう一つはアーチボルド・コックスの番組で最高裁と合衆国憲法に関するもの。スティーヴン・ネイフと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・ベストセラーを含む数多くの著書を上梓している

松田和也 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    二人の著者は、フィンセント・ファン・ゴッホの子供時代を称して、「奇矯な少年」という表現を何度も使っている。確かにフィンセントは、普通の子とは違う、かなり厄介な人格で周囲を困惑させる(そしてそれは、生涯に渡って続いていくのだ)。けれど著者達は、それが突然出現したものではなく、フィンセントの家系を丹念に調査し、特異な両親の元で育てられたことで形成されていったことを丁寧に証明していく。とはいえ、それでもなお、どうしてここまで奇矯なのか、という疑問が始終付き纏う。(つづく)

  • 袖崎いたる さん

    ゴッホの伝記。分厚い。そして陰鬱。でもたまに笑ってしまう。ゴッホ自身が画家の伝記に嵌っていたらしいが、この本の冒頭、ゴッホの作品を知る上でも彼の人生は知っていなければならないと言い切る。しばしばゴッホは「魂の遍歴」なんていう仰々しい言葉で画業を語られるけど、なるほど、凄まじい人生だ。社会不適合者であるのは間違いなくて、その根深さたるや、彼の作品にへばりつかないではいられない。実際にこんな性格の人間と付き合うのは難しいだろうが、ゴッホの伝記的事実を知った後では彼の作品のすべてに愛おしさをまなざす確信がある。

  • tyfk さん

    ゴッホの生まれたオランダ南部の歴史的背景、オランダ独立戦争とかまで遡り、まわりがカトリックの中のぽつんとプロテスタント教会の家庭で育ち、のあたりで疲れた。グーピル後の画家を志すまでがきつそうで、今回は敬遠。

  • らい さん

    恐るべき社会不適合者で、その狂人ぶりに驚嘆した。リセット症候群、それでいて楽観主義、最後には瓦解と挫折。この人の屈折は今でこそ絵に向けられてよかったと思えるかもしれないが、手紙の感じや文学的な素養からもアウトローな人生からも作家に向かえばよかったのにとも思った。幾度となくテオに金をせびるシーンは一々辛い、それでも彼らが切っても切れないのは血を分け合った彼らにしかわからない結びつきだったのだろう。さて、後編へ

  • ゆずこまめ さん

    ひどい人生。自己中で攻撃的、思い込みが強く思うようにいかないのはすべて他人のせいで、特に何ができるわけでもないのにプライドだけは高い。画家になったのも、他に何もできなかったから。当然人に嫌われるのに、彼は誰よりも愛されたい人。陰鬱で暗い画面の絵ばかり描いていたのにどうやって明るい色彩を手に入れたのか、下巻が気になる。家族、特にテオかわいそうだな…

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1977年にハーヴァード・ロー・スクールを卒業。美術雑誌に執筆の傍ら、ナショナル・ギャラリー・オヴ・アートを含む数多くの美術館で講義、プリンストンで美術史を学び、ハーヴァード大学フォグ美術館で卒業制作を行なう。グレゴリー・ホワイト・スミスと共同で、美術やその他を主題に、4冊のニューヨーク・タイムズ・

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