スコット フィッツジェラルド / 村上春樹

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ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック 村上春樹翻訳ライブラリー

スコット フィッツジェラルド / 村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784124035124
ISBN 10 : 4124035128
フォーマット
出版社
発行年月
2007年07月
日本
追加情報
:
18cm,391p

内容詳細

時代の寵児であった小説家フランシス・スコット・フィッツジェラルド。彼の生地から永眠の地まで、ゆかりの各地を訪ねる紀行のほか、彼の妻ゼルダの伝記など全8篇のエッセイ、村上訳の2短篇、新訳エッセイを収録。

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読書メーターレビュー

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  • 長谷川透 さん

    『ギャツビー』や『夜はやさし』にノックアウトされたフィッツジェラルド・ファンは勿論のこと、村上春樹からの紹介で彼をを知ったフィッツジェラルド初心者にも楽しめる一冊になるだろう。良書である。スコットの作品についても、この作家の破天荒で希代な人生や生き様も、そしてファンの頭の中で一人歩きをしているかもしれない妻ゼルダの正体も、一通り網羅されている。フィッツジェラルドに関する何らかの著書を読んだ読者には半数は既知の内容かもしれないが、彼が「経験した事しか書けない作家」だということを知れたのは大きな収穫だった。

  • アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯 さん

    前半は、村上春樹のスコット・フィッツジェラルドについてのエッセイ(スコットやゼルダの故郷やお墓のある町、ゆかりの地に立ち寄ったり、紀行文的でもある)。後半は、村上春樹が訳したフィッツジェラルドの短編2篇。『自立する娘』と『リッチ・ボーイ(金持ちの青年)』あとがきの後、フィッツジェラルドとヘミングウェイの両者と交流のあったアメリカ人編集者のエッセイ入り。

  • たらお さん

    フィッツジェラルドは経験したことしか書けない特異な作家で、そんな点で妻のゼルダの存在は無限の宝庫であったのだなぁと。奇矯な行動と奔放さ。小説で名声を得た時代の寵児は湯水のように金を使い、2人はあるとき時代に見棄てられ、フィッツジェラルドはアルコールに溺れ、ゼルダは精神病院に入り、破滅する。村上春樹がフィッツジェラルドの短編で5本の指に入ると言っている「リッチボーイ」という短編では、ギャツビー同様の悲哀が描かれる。金持ちで才気あふれるが、幸せになれない悲しさがフィッツジェラルドと重なる。

  • 春ドーナツ さん

    「あとがき」の一文が私の気持ちを代弁しているような気がする。というか、今、実際に行っていることでもある。引用してみたい。「僕は飽きることなく何度も何度もその小説を読み返している。不思議といえば不思議だけれど、もし小説に不思議というものがなかったら、誰が小説なんて読むだろう?」(344頁)*次に何を読もうか。プランAが思い浮かばなかったとき、スコット&レイの短篇集を無意識の内に慣れた手つきで棚からストンと取り出す(プランB)。レノン&マッカートニーの唄を聴くみたいに。オブラディオブラダ♪

  • バナナフィッシュ。 さん

    君はどれだけ彼を知っていて、どれだけ彼を愛しているのだろう。生涯認められることのないことも辛いが、認められ、その後に世間から見放されることも当然ながら辛い。特に、全力を傾け作り上げた作品が認められないとなると。

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