デス博士の島その他の物語 未来の文学

ジーン・ウルフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336047366
ISBN 10 : 4336047367
フォーマット
出版社
発行年月
2006年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,413p

内容詳細

「ケルベロス第五の首」で絶讃を浴びた“言葉の魔術師”ジーン・ウルフ、本邦初の中短篇集。精緻を極めた超絶技巧の語りと華麗なる文体、そして綺想とエモーションに満ちた物語全5篇+限定本に付された序文を収録。

【著者紹介】
ジーン ウルフ : 1931年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。兵役に従事後、ヒューストン大学の機械工学科を卒業。1972年から“Plant Engineering”誌の編集に携わり、1984年にフルタイムの作家業に専心するまで勤務。1965年、短篇“The Dead Men”でデビュー。以後、傑作中短篇を次々と発表、70年代最重要・最高のSF作家として活躍する。その華麗な文体、完璧に構築され尽くした物語構成は定評がある。現在まで20冊を越える長篇・10冊以上の短篇集を刊行している

浅倉久志 : 1930年生まれ。大阪外国語大学卒。英米文学翻訳家

伊藤展安 : 1942年生まれ。早稲田大学文学部中退。英米文学翻訳家

柳下毅一郎 : 1963年生まれ。東京大学工学部卒。英米文学翻訳家・映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    今まで読んだジーン・ウルフの作品の中では一番わかりやすい作品集でした。短編が5編収められていて、私は表題作と「アイランド博士の死」「アメリカの七夜」が楽しめました。また前書きも若干の自叙伝的な感じでいいと感じます。ジーン・ウルフはsF作家といわれていますがこのような作品を読むと本当にSFのジャンルというのは幅が広いと感じます。

  • kokada_jnet さん

    ジーン・ウルフて、何冊読んでも自分の好みの作品がないのだ。この作品も、なんだかなあ…。自分がSFや文学に求めるものと、ウルフ先生がやっていることが、まったく一致しないというか。ユーモア・センスが皆無と思えるのが、とにかく辛い。

  • ライマウ・フレツリー さん

    「デス博士の…」は小説読み、読書家のために鬼才が丹精込めてしつらえたマスターピース…何度でも読める!

  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    デス博士の島その他の物語 (未来の文学)。ジーン ウルフ先生の著書。私はSF小説が好きで今までたくさんのSF小説を読んできたけれど、こんなに難しくて考えさせられたのは初めて。単純なSF小説ではなくて、奥が深いSF小説を読みたい人には自信を持っておすすめできる一冊です。

  • hanchyan@連戦連勝の前には必ず負けがある さん

    ♪教え〜て ここは〜何処 わ〜たし〜生きて〜る〜の♪というわけで。国書刊行会のハードカバーってだけでもありがたさマシマシなのに(笑)況やジーン・ウルフに於いてをや。精緻に構築された、怜悧な眼差しで流麗に語られる、虚実が溶け合い「私」という認識が揺らぐ物語たちが5編(+α)。読んでて度々「あ。そういえばSFだったわコレ」てなるぞ(笑) 且つまた、一編の読後感は個人的にはミステリのそれに近い。ただ、そもそも何が謎で何がどう解決した(あるいは決着がついた)のか、その肝心の部分がもわわ〜んと余韻として残るのね。

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