ジル・ペイトン・ウォルシュ

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ウィンダム図書館の奇妙な事件 創元推理文庫

ジル・ペイトン・ウォルシュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488200084
ISBN 10 : 4488200087
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;15

内容詳細

1992年2月の朝。ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジの学寮付き保健師イモージェン・クワイのもとに、学寮長が駆け込んできた。おかしな規約で知られる“ウィンダム図書館”で、テーブルの角に頭をぶつけた学生の死体が発見されたのだ…。巨匠セイヤーズのピーター・ウィムジイ卿シリーズを書き継ぐことを託された実力派作家による、英国ミステリの逸品!

【著者紹介】
ジル・ペイトン・ウォルシュ : 1937年、ロンドンに生まれる。オックスフォード大学卒業。教員生活を経て『焼けあとの雑草』などの児童小説や、ブッカー賞の候補になったKnowledge of Angelsに代表される歴史小説を多数発表し、作家としての確固たる地位を築く。93年からは『ウィンダム図書館の奇妙な事件』に始まる“イモージェン・クワイ”シリーズを4作発表。2作目のA Piece of JusticeでCWAゴールドダガー賞候補に。2020年没

猪俣美江子 : 慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yukision さん

    ケンブリッジ大学内の私設図書館「ウィンダム図書館」の中で学生の死体が発見され,学寮付き保健師イモージェンが友人の警察官と共に事件の謎に挑む。重厚な歴史を感じる舞台背景が心地よく,ケンブリッジ大学の日本とは違う組織体系や雰囲気も興味深かった。

  • ナミのママ さん

    シリーズ1作目。少しずつとはいえ悪意に満ちた登場人物たち、密室殺人、それなのに読後が悪くないのは主人公イモージェンの人柄だろうか。学寮付きナースという仕事柄、学生には大いなる母性で接するが、30代の独身女性。プライベートではときめくこともあれば悩む事もある、身近にいそうなキャラクターに好感がもてる。ケンブリッジ大学には2つの図書館がある。その1つで見つかった学生の死体。このお話、犯人が見つかり警察が引き上げてからがさらに面白くなる。1992年.スマホもGPSもない、こんな時代だったのかと改めて気がついた。

  • コットン さん

    ミステリとしての面白さよりも人間関係や通常生活における若者心理などの面白さや共感があった。

  • ばう さん

    ★★★何ともやりきれない事件。一風変わった図書館で起きたこの話に登場する愚かなケンブリッジの学生の姿は以前読んだイブリン・ウォーの小説を思い起こさせる(あちらはオックスフォードだったっけ?)やりきれない、酷い事件だけれどそれを救ってくれるのは主人公のイモージェンだ。彼女はとても理性的で真っ当な考え方の持ち主。最高に好感が持てる女性だ。警察が引き上げた後もまだ残る謎を見事に解き明かして気持ちの良いラストを迎えることができた。

  • 茜 さん

    図書館や書店が舞台になっている作品は読書好きなら有無を言わさずに手に取ってしまうのはあるあるだと思う。私も例に漏れず手に取ってみたのだけど。。。ちょっと期待が大きかったようです。ミステリとしては上手くまとまってはいるのだけど、起伏があまりなくて記憶に残る箇所がありませんでした。残念ながら私にはあまり合わなかったようです。

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