ジョー ヒル / 白石朗

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20世紀の幽霊たち 小学館文庫

ジョー ヒル / 白石朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094081343
ISBN 10 : 4094081348
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,699p

内容詳細

奇妙な噂がささやかれる映画館があった。隣に座ったのは、体をのけぞらせ、ぎょろりと目を剥いて血まみれになった“あの女”だった。四年前『オズの魔法使い』上映中に一九歳の少女を襲った出来事とは!?(『二十世紀の幽霊』)そのほか、ある朝突然昆虫に変身する男を描く『蝗の歌をきくがよい』、段ボールでつくられた精密な要塞に迷い込まされる怪異を描く『自発的入院』など…。デビュー作ながら驚異の才能を見せつけて評論家の激賞を浴び、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞、国際ホラー作家協会賞の三冠を受賞した怪奇幻想短篇小説集。

【著者紹介】
ジョー ヒル : 1972年、米メイン州バンゴア生まれ。95年ヴァッサー大学卒業。二〇代で創作をはじめ、2005年、『20世紀の幽霊たち』でデビューし、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞、国際ホラー作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    2009年このミス海外第4位。 スティヴン・キングの息子ジョー・キルが 奏でるホラー短編集である。 読みながら 感じる奇妙な恐怖感が 心地よい。 ホラー中心だが、さりげなく紛れ込む ベースボール三部作も 楽しい、そんな短編集だった。

  • KAZOO さん

    この作家は初めてです。はじめはアンソロジーかと思っていたのですが一人の作家が20編弱の様々な作品を書いているわけですね。スラプスティックみたいなものからゴシックホラーの感じまでいろいろあります。私は数日で読んでしみましたが、一日1編づつ読んでいくと作品をもっと味わいことができると思います。

  • yukaring さん

    ホラーというよりもどちらかというと幻想的で後味の悪い話が詰まった短編集。作者のジョー・ヒルがスティーブン・キングの息子だと読んだ後で知ってびっくり。一番印象的だったのはやはり表題作、映画を見ているといつの間にか隣に座った血塗れの女性が話しかけてくるという噂のある映画館での出来事『20世紀の幽霊たち』誘拐・監禁された少年の恐怖を描く『黒電話』有名な人物の末期の吐息を閉じ込めた瓶を展示する博物館『末期の吐息』ある日突然イナゴになった男性の混乱を描く『蝗の歌を聞くがよい』などとても独創的なストーリーが多かった。

  • sin さん

    再読:)大好きなヒルの短編集!素晴らしい作品の数々であるがこのタイトルで括られたこの収録のチョイスはこの国ではセールス的には失敗ではないだろうか?散見される純文学の趣の強い作品は別に一冊でまとめて幻想文学と二冊の分冊にしても良かったのではないだろうか?そのようにすればそれぞれの境界を頑なに線引きする日本の読者を取り込むことができたのではないだろうか?要らぬ八つ当たりをこの素晴らしい短編集にするのもあまりにもこの国での評価が進んでいないことに対するもどかしさのせい、巻末に記された翻訳者の労には申し訳ない。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    キングの息子が描くホラー短篇集。ブラッドベリ作品の懐古調と父・キングのリーダビリティを併せ持っているためか読みやすかったです。「アブラハムの息子達」は『吸血鬼ドラキュラ』で登場したあの人のその後ですが、現在でいうと子供やツアから裁判沙汰を引き起こされてもおかしくない程のDVぶりだよな・・・。「黒電話」はまんま乙一氏の「セヴンス・ルーム」で苦笑せざるを得ません。でも「マント」は夢見がちな青年視点だと思っているととんでもない悪意に震えることになりました。そして「ポップ・アート」の寂しくも真摯な友情話にホロリ。

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