ジョージ・ザルカダキス

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AIは「心」を持てるのか 脳に近いアーキテクチャ

ジョージ・ザルカダキス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822285401
ISBN 10 : 4822285405
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
492p;19

内容詳細

AI・ロボットは人類を救うか?「心」を持ったAIがカギとなる。テクノロジーの単なる組み合わせだけでなくアーキテクチャの進化が必要になる。

目次 : 第1部 電気羊の夢(「新しい心」の誕生/ ゴーストの森の生活/ 機械仕掛けのトルコ人/ 異人を愛する/ 鎖を解かれたプロメーテウス/ 神の帰還)/ 第2部 心の問題(世界の青写真/ 身体のない心/ レジスタンス/ 心を見つめる/ サイバネティックな脳)/ 第3部 不思議の国のエイダ(「すべてのクレタ人は嘘つきだ」/ プログラム/ ブレッチリー・パークからグーグルの構内へ/ 思考するマシン/ カオスの縁にいるダーウィン)

【著者紹介】
ジョージ・ザルカダキス : システムエンジニア、サイエンスライターで、ロンドン市立大学で人工知能の博士号を取得している。今までにシリコン・グラフィックス、欧州バイオインフォマティクス研究所などで働いたことがあり、現在はデジタルコンサルタント、ウェブアントレプレナーとして活躍している。若いサイエンスコミュニケーターのコンテストであるFamelabではブリティッシュカウンシルと共同作業を行っており、カフェサイエンティフィックや科学技術分野での公開討論を多数組織してきた

長尾高弘 : 1960年千葉県生まれ。東京大学教育学部卒、(株)ロングテール社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Miyoshi Hirotaka さん

    人類は、木から下りて道具を持ってから多くの特異点を乗り越えてきた。自分より賢い知能を作れるようになるのも時間の問題。AIは人類の知のジグゾーパズル。アリストテレスの三段論法やデカルトの「我思う故に我あり」などの哲学に始まり、文学、科学、工学などの各分野の天才らによりピースが作られていた。完成形が見えだしたのは、暗号解読と弾道計算の戦いといわれた第二次世界大戦。優秀な頭脳と巨額の資本の集中投下により生じたイノベーションは冷戦に引継がれた。AIは人類の知の集大成。避けることができない次のシンギュラリティだ。

  • 禿童子 さん

    本文が450ページとボリューム感があるので、AIを夢見た人類の歴史を叙述する第1部を飛ばして、第2部から読んだ(それでも300ページ超!)。多彩な例を交えた盛り沢山の内容をきっちり読ませるのはサイエンスコミュニケーターとしてのザルカダキスの手腕。プラトンのイデアとアリストテレスの形質と質料からデカルトの心身二元論、その末裔であるコンピュータのソフトウェアとハードウェアの分離まで一つの線上に示す喩えが卓抜。水槽の中の脳髄やダウンロードによる不死化も脳(形質=魂)と身体(質料=物質)という二元論の亡霊と喝破!

  • おりん さん

    面白かった。が、付いていくのが少々難儀だった。意識が生まれるためには自己言及性、自己認識が不可欠だというくだり、そして論理的な言語を使っている、現在主流のコンピュータではaiに意識を持たせることはできないというくだり、そして現在のコンピュータを極める方向よりも、脳を模してニューロモーフィックコンピュータを作るアプローチの方が、意識を持ったAIを作り出せる見込みがあるというくだりが面白かった。心・意識をaiに持たせるためにはそれについて知らなければいけないわけで、膨大な知識が必要なんですな。

  • zoe さん

    メモです。[原題] In Our Own Image, will artificial interigence save or restroy us? 現在の産業界は、エキスパートシステムの構築を目指す。例えば医療エキスパートシステムは、人間の医師がするのと同じように、患者のバイタルサイン、治療歴、その他の検査結果や測定値を与えられると、コード化された知識を論理的に使ってデータを処理し、治療方針を判断する。フランシス・クリック。脳内には自己認識となっている脳内メカニズムがあるはずだ。

  • Shin さん

    仕事でもAIやロボットやをどう考えるのか、という話をすることが多いのだけれど、なんだかその議論がとても表層的で意味のないように思えて仕方がなかった。AIについて考えるとき、我々はおそらく〈人間〉について考えねばならない。人間について考えるということは、哲学や進化や認知や言語や論理や感情の本質と限界についての刺激的かつ苦痛に満ちた思索を重ねざるを得ないだろうとも思っていた。いくつか類書をあたってみて、この本は群を抜いて良いと思う。正直理解が置いてついていない部分も多く消化不良ではあるが、間違いなく良書。

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ジョージ・ザルカダキス

システムエンジニア、サイエンスライターで、ロンドン市立大学で人工知能の博士号を取得している。今までにシリコン・グラフィックス、欧州バイオインフォマティクス研究所などで働いたことがあり、現在はデジタルコンサルタント、ウェブアントレプレナーとして活躍している。若いサイエンスコミュニケーターのコンテストで

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