ジョージ・ガーモフ

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不思議の国のトムキンス 復刻版

ジョージ・ガーモフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784826910002
ISBN 10 : 4826910002
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
165p;19

内容詳細

平凡な銀行員トムキンス氏が繰り広げる奇想天外な冒険を通して、相対性理論をわかりやすく解説した『不思議の国のトムキンス』。ビッグ・バン理論の創始者ジョージ・ガモフによるこの不朽の名著は、1940年の原書刊行以来、世界各国で愛読されてきました。白揚社は1950年に『不思議の國のトムキンス』を刊行して以来、「ガモフ全集」「G・ガモフ・コレクション」と形を変えながら、トムキンス・シリーズを刊行し続けています。長らく単行本としては入手不可能だった『不思議の国のトムキンス』を、かつて科学少年少女が愛読したままの姿で復刊しました。

目次 : 第1話 のろい町/ 第2話 相対性理論に関する教授の講演/ 第3話 休息の1日/ 第4話 空間の湾曲、重力および宇宙に関する教授の講演/ 第5話 脈動する宇宙/ 第6話 宇宙オペラ/ 第7話 量子玉突き/ 第8話 量子のジャングル

【著者紹介】
ジョージ・ガモフ : 1904年ロシアのオデッサに生まれる。レニングラード大学を卒業後、コペンハーゲン、ケンブリッジ大学を遊歴、ボーア教授に師事して物理学、天文学上幾多の世界的な発見をする。1934年アメリカに渡り、ジョージ・ワシントン大学教授をへて、コロラド大学物理学教授。難解な科学の問題を魅力的かつポピュラーな筆によって説明した独特な著作によって有名であり、この努力に対して、1956年ユネスコのカリンガ賞を受けた。1968年、交通事故で亡くなった

伏見康治 : 1909年、愛知県に生まれる。1933年、東京帝国大学理学部物理学科卒業。理学博士。名古屋大学プラズマ研究所所長、日本学術会議会長、参議院議員を歴任。大阪大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。2008年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    [復刻版]であり[改訂版]では無かっただよ。脳内変換で、訳や最新の解釈も補足されているものと思い込み。かのαβγ理論で知られる(よりビッグバン宇宙論ですね)ジョージ・ガモフに依る一般向け啓蒙書。前書きに本書が刊行される迄の経緯が記されていて。没を喰らうのも分かりますよ。相対性理論に付いてある程度のイメージはあるので、何を言わんとするかは分かります。しかしその前提が無かったらポカーンかも。直感に反する。ビッグバン宇宙論や量子論の当時の見解も書かれていたのね。ちゃんと知るには骨太。概観を掴むには程良い。かも。

  • rosetta さん

    ガモフによる相対性理論や量子論の入門書。サイモンシンの『ビッグバン』を呼んで知った。1940年の出版で日本で1969年に翻訳が出た本の復刻版。フィクションの本では古書や初版本が貴重品扱いされる意味があるが自然科学の本では最新のもの以外に価値はないと某理系ミステリ作家がエッセイで書いていたがまさにその通りだと思う。翻訳文体が今となっては読みにくいし、幾らでも最新の知識を詰め込んだ入門書がでわ回っている時代に知識を求めてこの本を読むのは時間の無駄である。

  • evifrei さん

    平凡な銀行員トムキンス氏が体験する不思議な出来事を通じて、読者に宇宙の膨張や量子の世界を紹介する科学空想小説(空想科学小説/SFとは異なる)。巻き込まれ役のトムキンス氏と、解説役の老教授が主な登場人物だ。読み物としても若干シュールで面白い。2物体間の量子的相互作用を表すハミルトニアンをモデルにした『量子のジャングル』が特に楽しめた。増えるトラに量子の弾を沢山撃つ事で弾丸とトラの相互作用の確率を増やすという老教授の作戦で成功するトラ狩り(しかもこのトラは「1匹」らしい)、トムキンス氏じゃなくても吃驚だ。

  • ネコタ さん

    伏見康治訳・復刻版・2016年。ガモフによる科学の理論を一般の人向けに解説したもの。主人公はトムキンス氏という銀行員。日常の現象に興味をもち、それを物理学の教授が解説する。一般の人向けだけども難しい。もっとちゃんと読まないと理解できない。訳者の「ガモフの本はそれでは古くなっただろうか、そうは思わない」という言葉にあるとおり、永い間読まれている本ということで復刻版もでたんだな。

  • アドソ さん

    いつか読みたいと思っていた本。「ドミトリーともきんす」と合わせて読む。相対性理論から量子力学の話まで、もし物理定数がいまのような値でなかったらどうなるか、という仮定で面白く書いている。が、難しい話がすごくわかりやすくなったかというと、それは微妙である。

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