基本情報
内容詳細
恋か、血の絆か。スペイン・アンダルシア地方。美しきフェダルマが知った自らの出生の秘密。従うべきは身を焦がす想いか、それとも…。若者の悲恋を描いた異色の劇詩。個人的次元における自己充足と共同体から課せられる任務や責任の実行との間の相克ないしは葛藤という主題に、詩の形式で挑戦した『スペインのジプシー』(1868)。超能力という斬新な題材を用いた「とばりの彼方」(1859)と、エリオットの喜劇性が凝縮された「ジェイコブ兄貴」(1864)という二つの短編小説に示される、“長編作家エリオット”の底力。
【著者紹介】
前田淑江 : 大阪女子大学大学院文学研究科修士課程(英文学専攻)修了。関西大学非常勤講師
早瀬和栄 : 佛教大学大学院文学研究科博士課程(英文学専攻)満期退学。佛教大学非常勤講師
大野直美 : 東洋大学大学院文学研究科博士課程(英文学専攻)満期退学。東洋大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ソングライン さん
読了日:2024/02/29
かしこ さん
読了日:2015/07/27
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人物・団体紹介
ジョージ・エリオット
1819‐1880。英国ヴィクトリア朝を代表する小説家。本名メアリ・アン・エヴァンズ。中部の土地差配人の家に生まれ、寄宿学校で教育を受けた後、自宅で外国語などさまざまな学問を独学で学び、30歳で評論雑誌の編集者補佐に。1857年、男性名「ジョージ・エリオット」で小説を発表(翌年『牧師たちの物語』とし
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