小学4年生の世界平和

ジョン・ハンター

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041107379
ISBN 10 : 4041107377
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
400p;20

内容詳細

35年にわたって教師を務める著者ジョン・ハンターは、クラス全体で世界平和を達成するゲームというユニークな授業を長年行ってきた。孫子の兵法の教えを取り入れながら、子供達に現在の世界が抱えるさまざまな問題を提示し、その解決策を考えさせる。

目次 : プロローグ 可能性の宝庫―ぽっかり空いた「エンプティ・スペース」/ 第1章 教師としての第一歩/ 第2章 すべてを見抜いたパブロ/ 第3章 ブレナン、世界を救う/ 第4章 デイヴィド、勝利の怖さを知る/ 第5章 暴君に立ち向かう/ 第6章 武器商人たちは勢力よりも正義を選択した/ 第7章 ギャリーが起こした環境破壊の大惨事/ エピローグ ワールド・ピース・ゲームの仲間たち、国防総省へ行く/ 付録 ワールド・ピース・ゲームと「テストのための教育」

【著者紹介】
ジョン・ハンター : 教師、教育コンサルタント。アメリカ・ヴァージニア州のアフリカ系アメリカ人のコミュニティで1950〜60年代の人種差別を体験しながら育つ。青年時代に日本、中国、インドなどを旅し、禅寺などで修行を体験。帰国後に教員として「ワールド・ピース・ゲーム」を開発。TED、アスペン・アイディア・フェスティバル、グーグル本社マウンテンビュー・キャンパス、国防総省、国連などでワールド・ピース・ゲームによる学びについて幅広く講演。このゲームを題材にしたドキュメンタリー映画が世界各地で上映され、各種映画祭で受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    この本は未だに利権争いや領土争いによって紛争が勃発する世界を縮図化した仮定の世界で子供達が大統領や国防長官、破壊工作員、気象を司る女神という役割が振り分けられ、どのように選択して決断を下し、世界を平和に治めていくかということを探求していく授業の内容をまとめたものである。小学4年生といっても一国を担う責任を持ち、孫子の兵法を基に一生懸命に悩み、混乱し、自己を反省し、解決を導く。馬鹿にされていた子もおとなしいと言われる子も実はちゃんと争いの真理を見抜いた上で未来を見据えた決断を下せる力を秘めている。

  • むつぞー さん

    「ワールド・ピース・ゲーム」は複雑なゲームです。 大人が見ても難しいゲームだと思います。 でもこれを行うのは子どもたちで、見事に勝利するのです。 もうダメかと思うことがあっても、でもいつも勝利で終わるのです。 大人が口を出すのではなく、子どもたちが自分で考え、ひらめく。 素早く答えを出すことも必要かもしれないけれど、じっくり考えるという事を教えることも本当は必要でしょう。 詰め込みではない教育で、学ぶことも多いはずです。 武器商人となった2人の男の子の考えたことなんて、なんて素晴らしいことか!

  • ふぁるく さん

    図書館。『ビブリオバトル部』という小説で知りました。常に筆者、小学校の先生視点で語られるドキュメンタリー。ここで紹介されるゲームでは、生徒一人ひとりが各国首相や世銀代表、天候の神、破壊工作員などの役割を演じる。その世界には50もの危機があり、これらを全て解決する必要があるのですが、この危機が現実世界の抱える問題と遜色ないのが特徴的。役割、責任、危機といった重い精神的負担の中、協力しながら危機を乗り越え、勝利していく姿は大人顔負けでしょう。10歳の頃の私は乗り越えられたでしょうか。

  • アズマ さん

    「翼を持つ少女」で知りました。こんな貴重な体験ができた子どたちを羨ましいと思うほど魅力的なゲームでした。「ギャリーが起こした環境破壊の大惨事」が特に印象的でした。もっとこのワールド・ピース・ゲームを詳しく見てみたくなりました。

  • masabi さん

    【概要】プレイヤーが世界平和を目指すボードゲーム「ワールドピースゲーム」を遊び子供と教師が成長する。【感想】ワールドピースゲームはプレイヤーが国家、機関の首脳となり、4か国の資産の増大、50の世界的課題の解決を目指すボードゲームだ。複合的な課題を前に試行錯誤し、協力することで個を超えた集合知により問題を解決する。わからなくとも最善を尽くす、思いやり、相互に関連した複雑さを受け入れる認知など様々な力が身に付く。大部分は生徒の成長が描かれる。

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ジョン・ハンター

教師、教育コンサルタント。アメリカ・ヴァージニア州のアフリカ系アメリカ人のコミュニティで1950〜60年代の人種差別を体験しながら育つ。青年時代に日本、中国、インドなどを旅し、禅寺などで修行を体験。帰国後に教員として「ワールド・ピース・ゲーム」を開発。TED、アスペン・アイディア・フェスティバル、グ

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