Last Night Moon Came Dropping Its Clothes Street

ジョン･ハッセルは音楽の新たなフォームを作る発明家。音楽の新たな可能性のアイデア、どんな風に作ることが出来るかを常に提示してくれる。彼の仕事は彼を取り巻くあらゆる文化経験によって生み出され、そこには恐れや偏見など一切ない。常に楽天的でグローバルな視野に立っていて音楽だけでなく未来の可能性をも示してくれるのだ。−Brian Eno
アメリカが生んだ現代音楽の神様ともいえるトランペッター/コンポーザー、ジョン･ハッセルが1983/4年作品『POWER SPOT』以来、25年ぶりにECMに復帰！これまでKronos QuartetからPeter Gabriel,Ry Cooder,Bono,Bjork,Talking Heads,Baaba Maalらとも共演してきたハッセルはこの30年間の音楽に最も影響を与えた最重要ミュージシャンの一人であり、"第4世界"の音楽という彼のボーダーレスなアイデアはあらゆるアーティストのイマジネーションに火をつけてきたが、今作はJalaluddin Rumiの書いた13世紀の詩の一行からタイトルを付け2005年以来組んでいる彼のバンドMaarifa Streetと共に録音した作品で昨年にAvignonの近くのスタジオで行われたセッション＋LAでディテールを加えたトラックとCourtrais,Belgium,Londonで行われたライヴ録音、さらにヴィム・ヴェンダーズの映画のために作られた曲のリミックスも収録。

Jon Hassell(tp, key) Peter Freeman(b,laptop) Jan Bang(live sampling) Jamie Muhoberac(key, laptop) Rick Cox(g, loops) Kheir Eddine M’Kachiche(vln) Eivind Aarset(g) Helge Norbakken(ds) Pete Lockett(ds)