ジョン・ステュアート・ミル

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自由論 日経BPクラシックス

ジョン・ステュアート・ミル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822248574
ISBN 10 : 4822248577
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
20cm,259p

内容詳細

個人の自由の不可侵、言論の自由の重要さ、政府の干渉はどこまで許容されるべきかを明らかにした自由論の古典。混迷の時代だからこそ読まれるべき、150年前の英国経験論の傑作。

【著者紹介】
ジョン・スチュアート・ミル : 1806〜1873。イギリスの哲学者、経済学者。一九世紀を代表する功利主義者。父ジェームズ・ミルはベンサムと交流のあった著名な哲学者。父から英才教育を受けただけで、学校教育は受けていない。二一歳で精神の危機に陥ったが、その後結婚する人妻ハリエット・テイラーとの交際によって危機を脱した。一七歳から東インド会社に勤務。会社解散後の1865年には下院議員に選出されている

山岡洋一 : 翻訳家。1949年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • えちぜんや よーた さん

    読めるところだけでも拾い読みしてたら、書いているの「現代の常識」みたいなことばっかりじゃないですか!(少なくとも建前上は)そうそう、この文章を書いているうちに思い出しましたたけど、このジョン・スチュアート・ミルの「自由論」って、高校日本史の重要暗記事項じゃなかったですか?明治初期の自由民権運動のところで、知識人の間で回し読みされたというのを、授業で聞いたような気がする。「板垣死すとも、自由は死せず」の、アレかなぁ〜?

  • zirou1984 さん

    約150年前に執筆されたにも関わらず今も説得力を失わない、自由に関する最重要古典。国家権力が個人の行動に干渉するのは個人の行動が他者に危害を加える場合にのみ正当化される「他者危害の原則」を明確にしているのだが、何よりミルの想定する個人のあり方が素晴らしい。曰く、人間の知性というのは反論を聞いて自らの誤りを正すことによってもたらされるものであり、そうした反論は個性や多様性、少数派の意見というものを尊重しなければ決して生み出されないと言う。人は誰でも間違える、だからこそそれを克服するために自由は必要なのだ。

  • テツ さん

    ミルの『自由論』明治時代の自由民権運動にも大きな影響を与えた一冊。150年前の書物に記された、現代では当たり前の「他者危害の原則」を生み出したことは素晴らしい。自由について考えること、自由の捉え方って時代が移り変わってもあまり変わることはないんだろうな多分。高校の世界史で触れるせいか何となくつまらない印象があるけれど通して読むと面白い。官僚機構や地方行政についても記されているのでそちらを学ぶ方も是非。

  • CCC さん

    対立意見を封殺するべからず。大筋は真っ当に聞こえるが、それは同時代でもそうだったのだろうか。現代日本では国としてはそれなりに守れているようにも思えるけれど、個人や組織単位で見れば不十分という印象。

  • はすはす さん

    現代では当たり前となっている「他者危害の原則」を説いた古典的名著。大衆社会における「多数派の専制」についての記述は現代にもそのまま当てはまり、150年も前に書かれたものとはとても思えない。また、現代の法律、特に思想・良心の自由や表現の自由、違法性の本質などを論ずる上でも参考になる点は多いだろう。もっとも、古典であるが故に、書かれた当時の時代背景に気をつけながら読む必要はある。西洋の古典の中では比較的読みやすい部類に入るだろうか。現代の大衆民主主義に疑問をもつ人には一読の価値があるだろう。

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