ジョン・スコルジー

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ロックイン 統合捜査 新☆ハヤカワ・SF・シリーズ

ジョン・スコルジー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784153350250
ISBN 10 : 4153350257
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
327p;19

内容詳細

意識はあるのに体をまるで動かせない「ロックイン」状態を引き起こすパンデミックが発生した後の世界。ヘイデンと呼ばれる患者たちは、アメリカ国内で400万人以上にのぼる。だが疫病の最初の発生から20数年後の現在、ヘイデンは脳にニューラルネットワークを埋め込み、ロボティクス技術と専用オンライン空間の利用で通常の生活を送れるようになっている。そのひとりシェインは、ロボット「スリーブ」を操る新人FBI捜査官。先輩捜査官とともに、ヘイデンがかかわる殺人事件の捜査にあたるのだが…。アメリカSF界屈指の人気作家スコルジーが贈る、近未来SFサスペンス。

【著者紹介】
ジョン・スコルジー : 1969年、米国カリフォルニア州生まれ。2005年刊行の第一長篇『老人と宇宙』がヒューゴー賞・ローカス賞の候補になり、ジョン・W・キャンベル新人賞を受賞。ハインラインの系譜を継ぐ冒険SFの第一人者として人気を得る。『レッドスーツ』でヒューゴー賞・ローカス賞をダブル受賞、『アンドロイドの夢の羊』で星雲賞を受賞した

内田昌之 : 1961年生、神奈川大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sin さん

    やたっ!近未来SFミステリーの秀作です。ある種のパンデミックを乗り越えた後に残された被害者達が独特の社会性を築いている…という物語の舞台設定が秀逸で、しかもその変換期に起こった奇妙な殺人?自殺?事件を発端にその核心に迫るまでがスピーディーに、ちょっとばかりご都合主義(笑)に展開していきます。そしていろんな意味で全てに関わりを持つ主人公が好感度抜群ないいやつですし、脇役もいい感じに曲者揃いでシリーズ化熱烈希望です。

  • 猿吉君 さん

    人体入れ替え系SFでありつつもセレブ刑事ものという凝った設定を楽しめました。@ウイルス系でもあるのでこんな病気は実際勘弁と思いました。Aスリーブがどんな形なのか、映像化するようなので観てみたいです。B今のところ恋愛要素が無いバディもの、「仲間」っていう感じが良いです。Cアゴラ世界については続編で掘り下げるのかな。D解決については設定を生かしてそつなくまとめてます。点数:80/100→スコルジーだけあって面白いけど主人公がいつも冷静で盛り上がり最高潮!っていう感じが無かったのがちょっと気になりました。

  • Panzer Leader さん

    本作は異星人の登場しない、世界的に拡散した難病発生後の近未来の地球を舞台に、殺人事件の捜査にあたる新人FBI捜査官の物語。ちょっとわかりずらい最初の世界観やら設定をクリアしてしまえば、後はいつもの通りのスコルジー節全開のスピード感溢れるSF。これで彼の翻訳作品は全部読んだ事になるが、面白さ・設定の斬新さの点から見たら本作は一番下位の作品。それでも水準以上のSFミステリーを書き上げてしまうスコルジーはやっぱり大したもの。

  • 神太郎 さん

    最初は概略を説明されるも、用語がいまいち把握できずやや苦戦。しかし、徐々に意味が把握できるようになるので(そうするためにあえて用語解説してないんじゃないかな〜と想像)、そこからは物語にのめり込めるし、後半の畳みかけは上手いなと思う。銀背シリーズだと『レッドスーツ』も読んだがあれも会話が小気味良くて本作もそうだったから、会話のやり取り、言い回しは結構好きです。続編も作れそうだしあるなら翻訳してもらいたいなぁ。SFだけど非常に想像しやすくパンデミックって聞くとつい気になるよね(買ったのかなり前…笑)。

  • 宇宙猫 さん

    ★★★★ おもしろかった。主人公のクリスの閃き力や皮肉を交えたユーモラスな口調が「火星の人」のワトニーに似てると思った。彼のおかげで、重いテーマなのに軽く読めた。

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