ジョン・ケネス・ガルブレース

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大暴落1929 日経BPクラシックス

ジョン・ケネス・ガルブレース

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822247010
ISBN 10 : 4822247015
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
追加情報
:
20cm,309p

内容詳細

会社型投資信託のブーム、レバレッジ効果、バブル紳士の跋扈。動きの鈍いFRB。今も昔も変わらない人間の織り成すバブル崩壊劇を活写する。バブル崩壊後、株価暴落のあとに必ず読まれる、恐慌論の名著。

【著者紹介】
ジョン・ケネス・ガルブレイス : 1908〜2006。カナダ出身の経済学者。主流派経済学の狭い理論的方法の枠を脱し、時代感覚に溢れた旺盛な執筆活動で世界的なベストセラーを量産。『アメリカの資本主義』で拮抗力、『ゆたかな社会』で依存効果、『新しい産業国家』でテクノストラクチャーといった新しい概念を生み出した。ハーバード大学教授のかたわら、民主党政権のブレーンを務め、ケネディ政権時代にはインド大使を務めた

村井章子 : 翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 速読おやじ さん

    1954年初版とは思えません。リーマン・ショック直後にこのクラシック版が出版されています。歴史は本当に繰り返しますなあ。レバレッジ効果というものは本当に恐ろしい。現代のように世界がここまで繋がっていて、スワップやオプションや先物取引の金額が天文学的に大きくなってしまうと、一旦逆回転すると大変なことになる。分かっちゃいるのにやめられない。そして暴落が始まったとき、政府高官や中央銀行が言うのはこんなセリフ「経済のファンダメンタルズには大きな問題は無い」。必ず生きている間にバブルは来るだろう。もう騙されないぞ!

  • KAZOO さん

    ガルブレイスの面目躍如といった感じのドキュメント評論です。自分の理論や考え方を論じるということではなくまったく当時の生々しい証言などをまじえていて読ませてくれます。経済小説のようなかっじがします。この日経BP版は余分な訳者などの解説はなく非常にありがたいと思いました。

  • かも さん

    ★★★☆☆暴落について何冊か読んだことがあったから真新しいことはなかった。しかし今ほど情報がない中でこれだけ書けたのはすごい。あらゆる暴落に共通する傾向があり、それを再確認できた。問題は、それらの傾向があらわれているとしても、いつ暴落するかどれだけ暴落するかは誰にも分からないこと。リスクとリターンのバランスを考えながら常にフラットな視点で事実を積み重ねて判断するしかない。

  • むらきち さん

    お金がわき出すように増えてゆく狂乱の日々と、そのお金があぶくのように消え失せる終焉の物語。「未来はバラ色だとお客様に納得してもらわなければ成り立たない」ため、大半のメディアや偉い人は明るい展望を発し続け、異常な高騰に警告を発した人たちを批判する。それは下落が始まった時も同じく「一時的なもの」「基本的に健全」と言い続けた。不安と混乱による膨大な「売り」の前に組織的な買い支えは効果なく、未来を信じた企業家たちは破滅してゆき、混乱で情報が滞った投資家たちは、数時間遅れで自分の資産が消え失せたことを知った。

  • rabbitrun さん

    歴史的事件が著者に託して自らを語る。名著の評判通りの内容だった。これだけの教訓があり、本書が読み継がれているというのに、バブル崩壊と大暴落が繰り返されるのは何とも皮肉だ。

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