CD

ピアノ作品集 藤原亜美(ピアノ)

ジョリヴェ(1905-1974)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RGCD1016
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

藤原亜美、国内制作第6弾!
今世紀に繋がる偉大な足跡を残した作曲家ジョリヴェの作品集

20世紀のフランスの作曲家としてピアノ作品が世界で認知されている作曲家、ジョリヴェの作品は、たとえば藤原亜美が常日頃コンサートではしばしば演奏している文字どおり「現代」の作品、21世紀の「いま」作曲されている作品とつながってくるものであり、それでいながら、ただ音によって構築された作品ということにとどまらぬ、音楽を越えた、音楽以上の何かを伝えようとする作品として、いま、あらためて注目される音楽であるのではないか。
小沼純一(ライナーノートより)

ジョリヴェは今や20世紀を代表する作曲家と認知されていますが、実際に発売されている作品数は少なく、ピアノ曲集のCDはこれが唯一のものとなります。(レグルス)

ジョリヴェ:ピアノ作品集
・マナ
・5つの儀式的舞踏(ピアノ版)
・シャンソン・ナイーヴ
・コスモゴニー
 藤原亜美(ピアノ)
 録音:2006年9月27日〜29日 相模湖交流センターホール(デジタル)

藤原亜美
札幌市出身。1996年東京芸術大学、並びにパリ国立高等音楽院を審査員満場一致の1等賞で卒業。1998年フランスで行われた第3回オルレアン20世紀音楽国際ピアノコンクールにて第1位受賞。在仏中、各地での演奏の他、ラジオ・フランスの音楽番組にソロ・伴奏にて出演するなど活発に演奏活動を行う。現在東京を拠点に各地でピアノソロ、伴奏の分野において活動中。また数多くの日本初演に携わる。今までに東京シンフォ二エッタのメンバーとしてドイツ、ヴェネズエラ公演等に参加、また文化庁舞台芸術国際フェスティバルの一環として、ルチアーノ・ベリオのゼクエンツァを知恩院で演奏するなど活躍の場を広げている。トリオ・デ・ジャンボウ、トリオ・リベルテ、Ensemble sans-limiteの各メンバー。
現在東京芸術大学、東京音楽大学、尚美学園非常勤講師。
日本各地で演奏活動を行うとともに室内楽の分野で、また東京シンフォニエッタのピアニストとしても活躍中。(レグルス)

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結果としていかにも日本人的な叙情に彩られ...

投稿日:2007/09/20 (木)

結果としていかにも日本人的な叙情に彩られた演奏で、それが長所にも欠点にもなっている。「しっとりと精緻に」という幾分お行儀の良すぎる印象で”マナ”の中の牡山羊、牡牛、典礼舞曲の第一曲などは耽美的な美しさもあるが、ダイナミックな曲はリズムの切れや表現の幅にさらに大胆なものが欲しくなってくる。今入手できるのかどうか、仏Addaや2E2Mから出ていたJ.メファノやLP期のF.プティ盤はこの点見事だった。企画としては歓迎するものの、この一枚で特に優れていたのが”ナイーヴ”というのは価格も考え合わせると少々寂しい。

Pianist さん | Tokyo | 不明

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