ジュール・ヴェルヌ

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十五少年漂流記 新潮モダン・クラシックス

ジュール・ヴェルヌ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784105910044
ISBN 10 : 4105910043
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
465p;20

内容詳細

嵐の夜、十五人の少年を乗せた船はニュージーランドの港から流されて、孤島へと辿り着く。自力で生き抜かねばならない少年たちの努力、恐怖、勇気、友情、反目、そしてその末に…。全世界を夢中にさせた冒険物語の金字塔、「シーナ家にとっても大切な一冊」を椎名誠・渡辺葉父娘が共訳!

【著者紹介】
ジュール・ヴェルヌ : 1828年フランス・ナント生れ。’63年、株式仲買業の傍ら書き上げた『気球に乗って五週間』が大成功を収める。以後生涯六十余編の空想科学小説を刊行。“SF小説”の生みの親であり、世界中に熱狂的読者を持つだけでなく、多くの文学者にも影響を与えた。1905年没

椎名誠 : 1944年東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て作家に。『アド・バード』(日本SF大賞)などのSF作品、『わしらは怪しい探険隊』などの紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)などの自伝的小説ほか著書多数

渡辺葉 : 東京生れ。慶應義塾大学文学部英文科卒業。1995年よりニューヨーク在住。米国ニューヨーク州フォーダム大学で法務博士(Juris Doctor)を取得。椎名誠氏の長女(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mocha さん

    言わずとしれた古典的名作。とはいうものの、15人の少年が遭難してそれで?うーん、読んだはずだけど憶えていない…。もしかしたら子ども向け抄訳版を読んだのかもしれない。今回初めて椎名誠氏の娘・渡辺葉さんがフランス語原版から和訳し、椎名氏が文章を整えたとのこと。少年たちが漂着した島で暮らしを作っていく様子は社会の縮図のようだ。自然や冒険の描写の緻密さにも驚く。大人の手助けなしに、機知と体力と勇気でさまざまな困難を乗り越える物語にわくわくした。

  • p.ntsk さん

    オークランドのチェアマン寄宿学校の生徒たちが休暇を利用してニュージーランド周辺を廻る6週間の船の旅に。ところが船が遭難し太平洋を漂流。流れ着いた無人島で十五人と一匹の犬のサバイバル生活が始まる。椎名誠・渡辺葉親子によるフランス語原版からの初の全訳。初読のため他と比べようがないのですが翻訳ものに特有の読みづらさはなかったです。初めて読んだ気がしないのはこの小説に影響を受けた作品が多い証拠でしょうか。知恵と勇気、献身と信頼、友情、絆、胸躍るあらゆる要素が詰まっています。まさに冒険小説の古典であり名作。

  • しょこ さん

    名作だ!!だけど、内容を知らない作品って案外多いモノ。夏にふと手にしたのに、読み終えた今はもぅ秋の気配…。だって、そのくらい読み応えがある素晴らしい作品だったから。15歳にも満たない少年15人が無人島に漂流してしまうのだけど、彼らの生きる知恵が驚くほどのもの。ほんと大人顔負け。限られた空間で、希望を捨てずいかに平和にそれぞれの長所を生かしていくのか。犬のファンが水を飲んで、湖だと気付いたあのシーンは目から鱗…。便利な世の中もいいけど、自ら体験した感覚、経験、知恵そういったものを大事にしたいと思えた作品。

  • テツ さん

    いやもう何度読んでも単純に面白いなと思う。小学生のときに祖母に買って貰って初めて読んだときのワクワクが今でも同じように味わえるというのは素晴らしいよな。少年たちのサバイバル生活。対立やそこから生まれる友情。力を合わせて立ち向かう強大な敵(まあ時代も時代だから普通に返り討ちにして殺害するのがアレな気もするが) こんなもん少年心をくすぐられないわけがない。オッサンになっても何処かにしまい込んだ少年心を刺激されます。こどもの頃に好きだった物語を読み返す時間もいいな。

  • さく さん

    新潮文庫100冊に入っていたので再読。かと思いきや、これは椎名誠さんとその娘さんによる翻訳本で、2015年出版と新しく、昔読んだ本とは別だった!小学生くらいの頃はわくわくして読んだはずだったけど、大人になった今、冷めた目で読んでしまっている自分に気づく。気になったのは黒人のモコの扱い方。当然のように料理と洗濯を任され、寝る場所も1人だけ貯蔵室。少年たちのリーダーを決める選挙の際には投票権すらない。あれだけ周りを思いやれるブリアンやゴードンがそのことに疑問を感じなかったのが悲しい。ラストの展開も、うーん。

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ジュール・ヴェルヌ

1828‐1905。フランスの小説家。港町ナントに生まれる。1848年に法学部生としてパリに上京後、学位を取得するも代訴人であった父の事務所を継ぐことを拒否、文学修行に励む。1863年、前年に出会った出版者エッツェルの手で、長編第一作となる『気球に乗って五週間』が刊行される。以後、世界中を舞台とした

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