ジュリオ・アレーニ

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大航海時代の地球見聞録 通解『職方外紀』

ジュリオ・アレーニ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562053896
ISBN 10 : 4562053895
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
300p;20

内容詳細

巨人の闊歩する国、悪人ばかりの地域、石を噴く川、そして海には無数の怪物…。江戸時代の「国際派」も携えた奇本を、わかりやすい現代語と詳細な注釈ではじめて紹介!17世紀、中国に渡ったイエズス会宣教師が語った「世界」は、不思議で謎と奇跡に満ちていた!

目次 : 巻1 アジア(アジア総説/ タタール ほか)/ 巻2 ヨーロッパ(ヨーロッパ総説/ イスパーニャ ほか)/ タタール巻3 リビア(リビア総説/ エジプト ほか)/ 巻4 アメリカ(アメリカ総説/ 南アメリカ ほか)/ 巻5 海洋(四海の総説/ 海の名 ほか)

【著者紹介】
ジュリオ・アレーニ : 1582年〜1649年、イタリア。イエズス会宣教師として明に渡る。宣教活動のかたわら、様々な書物を残した

楊延〓 : 1562年〜1627年、中国。1592年に進士となり、江西省安福県で知県をつとめる。のちにクリスチャンになり、アレーニらイエズス会士に協力

齊藤正高 : 1970年、愛知県生まれ。愛知大学大学院中国研究科博士課程単位取得満期退学。愛知大学・岐阜大学非常勤講師。専門は中国思想研究、とくに、イエズス会の学術に応答した明末清初の思想家、方以智について。2010年、日本中国学会賞(哲学・思想部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キムチ27 さん

    筆者ジュリオアレーニは17世紀前後のイエスズ会宣教師。ザビエルと同じく、日本にも影響を与えたとある(平田篤胤に)当時の海洋図というか図式がページの大半を割いており、説明文は今の感覚で読むせいか、少々紋切り型で物足りない。しかし驚くのはその知識欲というか、「世界を見てやろう、国に持ち帰ってわが会のためになる?」という物欲。ひたすら国、民族、人種の名前が出てくるが眉唾っぽい説明でユーモア感が漂っている(当人たちは至極真面目!!)

  • naoto さん

    17世紀…ってことは、日本では江戸時代前半か…、中国にいた宣教師によって書かれた、世界ガイドブック的な本。原文は中国語で…あ、楊って人が共著みたいだから、書いたのは楊さんなのかな。アフリカがリビアとよばれ、インド洋が小西洋と呼ばれ(小西洋に対し大西洋なんだな)、なんかそういうところが面白い。昔の人が世界をどう見てたか、どれだけの知識があったのか、興味深いな。

  • 人生ゴルディアス さん

    17世紀初頭から中盤にかけて中国に赴いて、その地で没した宣教師の記した世界についての本。コロンブスが新大陸発見したのが1492年なので、およそ100年で世界はこんなにもよく知られていたらしい。あと本書は註が素晴らしいというか、どうやってこんなに色々調べるんだろう…という不思議さがある。『葡萄樹の見える回廊』でも思ったけど、何百年も前の異文化同士の比較は本当にすごい。どれだけ勉強したらこうなるんだ。

  • cocolate さん

    17世紀の世界がここまで記録されているとは。世界が小さくなり始めているのか。

  • あさしん さん

    17世紀のイエズス会宣教師で、中国で布教を行ったジュリオ・アレーニが当時の世界情勢について語った記録。 眉唾物の情報や当時の欧州人の認識の常として、ヨーロッパの政治や社会がいかに理想的かを長々と語っている一方、アジアやアフリカにおける植民地化や奴隷貿易等についてはほぼ言及されていない等、記述については一定の偏りが見られるが、それ以上に世界各地の習俗や風土について述べられている部分が興味深く、当時のヨーロッパ人達が世界をどういう風に理解していたのかがある程度分かるのではないかと思う。意外と?スラスラ読める。

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1582年〜1649年、イタリア。イエズス会宣教師として明に渡る。宣教活動のかたわら、様々な書物を残した

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