インクルーシブデザイン 社会の課題を解決する参加型デザイン

ジュリア・カセム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784761525699
ISBN 10 : 476152569X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
196p;21

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読書メーターレビュー

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  • KakeruA さん

    社会包摂を理念に掲げるインクルーシブデザインの歴史と国内での実践が数多く収録されているだけでなく、発祥の地であるイギリスとデザインの社会関係(ロジャー/ジュリア)、デザインリサーチの範疇(水野・小島)に関する章が非常に興味深い。本書ではユニバーサルデザインとインクルーシブデザインが対比されているが、すなわち、design of〜からdesign for〜へと変容する社会におけるデザイナーとは、複雑さから規範(コンテンツ)を規定することでなく、複雑さから関係(アーキテクチャ)を設計することだと言えそうである

  • たる さん

    #ユニバーサルデザイン ジレンマ 想定するユーザー像を増やすほど、明確に対象を絞れなくなる。 都合の良い想定ユーザーを製作者が設定してしまう。 処方箋としての #インクルーシブデザイン 個別のニーズから他のユーザーを巻き込むイメージ。デザイナーとの対話の中でニーズを顕在化。 マイノリティユーザーのみを対象とするわけでは決してない。 多数のユーザーの手に渡り経済的に自立するような環境を目指す。

  • Rollin' さん

    インクルーシブデザインというのは、デザインのカテゴリーと言うよりもその手法だと思う。参加型のデザインは、生活者とデザイナーを結ぶ強力なツールとなるだろうし、いままで政治問題や社会問題とされていた分野にアーティストやデザイナーが問題提起ができる基盤となるだろう。できれば、問題解決型のワークショップなどを小学生の頃から教育プログラムに入れて欲しい。その意味でも、この本の多くの事例はとても参考になった。

  • ふかじ さん

    インクルーシブデザインが本当にビジネスとして効果的かどうかについては本書から実感は出来なかった。しかし、そのプロセスをおって生み出されたものが良いものであることは疑う余地はない。そして、日本における高齢者の比率が急速に高まっていることも間違いない事実である。インクルーシブデザインが日本の特効薬になるのか、注意深く観察し、自らもインクルーシブの考え方を取り入れていきたいと思う。

  • つる さん

    いやはや、これまたとても良い本でした。仕事の関係で読んだのだけど、インクルーシブデザイン・ユニバーサルデザイン・デザインフォーオールのそれぞれのルーツ・ニュアンスの違いの解説、インクルーシブデザインの実際の取り組みのプロセスなど読んでいてとても面白かった。ニーズないところに市場なし、にも関わらず、ツールを使う側も開発する側も(ニーズとは関係なく)こういう道具ってこういう使い方・こういう形状だよねという前提に囚われてしまいがち。フレームが生み出す効率性は時に(というか往々にして)私たちの発想を狭めてしまうも

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ジュリア・カセム

京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab.教授。ロイヤルカレッジ・オブ・アート、ヘレンハムリンセンター・フォー・デザイン上席研究員。マンチェスター芸術デザイン大学、東京藝術大学卒業。ニューカッスル大学より博士号を取得し、ロイヤルカレッジ・オブ・アートの特別研究員に就任。インクルーシブデザイン

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