「魅せられて」は当時、詩の内容とジュディオングの妖艶な衣装、振り付けにより、大人の女性を初めて意識させてくれた曲で、思春期の淡い思い出として強く印象に残っている。

ジュディオングのジャズアルバムということで相当期待していましたが、まぁ普通かなという感想です。期待が高かったからですが、日本人のジャズボーカルアルバムとしては出来が良いアルバムだと思います。

　懐メロですが、これのカセットテープ版は、同じくカセットテープの「鳳飛飛精粋」とともに私の宝のようなものです。特に表題曲「海鴎」が良い。歌詞が素晴しい。こちらはCDに覆刻されて有難いのですが、「鳳飛飛精粋」は今や入手不能が残念。

まだ娘だった頃聞いたこの歌、なぜか時々口ずさんでいる。今この歳になって歌詞をじっくりと味わってみたいと思い探したのですが、曲名を知らなかったので苦労しました。ある日有線で流れてきたとき、これよ！これ！と思わず立ち止まって聞いてしまいました。