木を植えた男 あすなろセレクション

ジャン・ジオノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784751527603
ISBN 10 : 4751527606
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
80p;20

内容詳細

ただただかれは、ていねいに一粒ずつ、一粒ずつ、荒れ地にどんぐりを埋めこんでいった。かれは、カシワの木を植えていたのだ。たった一人で、荒れはてた地を緑の森によみがえらせた男の物語。

【著者紹介】
ジャン・ジオノ : 1895年、南フランスのプロヴァンス地方マノスクに、靴職人の子として生まれる。両親の慈愛のもとに、プロヴァンスの自然とギリシア・ラテンの古典に文学的素養を育まれながら育つ。十六歳で銀行に勤めはじめ、1914年、第一次世界大戦に出征するが、帰還後、1929年出版の『丘』が認められフランス文壇にデビュー。以来、プロヴァンスの風土を背景に大地と人間の厳しい交流を叙事的文体で綴った作品で文名を高めた。第二次世界大戦時、徴兵拒否運動や対独協力容疑で二度投獄されたが、戦後、作品が再び注目され、アカデミー・ゴンクール会員に選ばれるなど、名声を確立。1970年、マノスクで死去した

寺岡嚢 : 1937年、東京都に生まれる。東京大学教養学部教養学科卒業。「婦人公論」「中央公論」「東京人」などの雑誌編集、海外秀作絵本やヨーロッパ古典絵本の翻訳、複刻出版に従事したのちフリーとなり、以降、執筆、翻訳、イベントの企画構成など、多方面で活動

黒井健 : 1947年、新潟県に生まれる。新潟大学教育学部美術科卒業後、出版社に入社し、絵本の編集に携わった後に退社。フリーのイラストレーターとなる。以降、絵本・童話の仕事を中心に活動。2003年に、山梨県清里に自作絵本原画を常設する「黒井健絵本ハウス」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • gtn さん

    この羊飼いの行いを革命と呼ぶならば、名もなき庶民の無私の一念と行動で、革命が成し遂げられることが分かる。頭でっかちで大人になり切れない青臭い自称革命家が、社会変革を実現したことは、かつてない。

  • ひじり☆ さん

    【光村図書 小学校教科書 国語 5年 紹介図書 平成27年度】黙々と1つのことをやり抜く静かさがいい。

  • izw さん

    原作の物語を読むのは初めてです。以前、2万枚の手書き原画で制作されたアニメの作者フレデリック・バックのイラストによる絵本 http://bit.ly/1RruR4l を読んだことがあり感動した覚えがあり、図書館の新刊コーナーで見つけて手に取りました。いかにも実在した人物を描いているように思わせる淡々と簡潔な言葉で綴る筆力は大したものです。寺岡襄さんの訳も良いし、黒井健さんの絵も素晴らしい。

  • ぺったらぺたら子  さん

    そっけない程簡素な文章が良い。実話と偽って書いたら雑誌に掲載されなかったというのも良い。しかしこれは間違いなく一つの真実であって、自画像でもあろう。魂を写すという意味での実話以外の何物でもない。自らに苦役を強いた男の話ではない。喜びに満ち溢れている。生命とは何か。何故生きるのか。何故生命は歓喜そのものなのか。何故地球は歓喜そのものなのか。訳者による解説も素晴らしい。出来れば一度実際に木を種から育ててみて欲しい。私の子供の頃からの趣味。みかん、林檎、どんぐり、銀杏、モミジ、枇杷、何でも良い。凄い経験になる。

  • ぱちょ さん

    いつか読みたいと思っていた本。ざっくりとは内容知ってましたがやはり良い本でした。黒井健さんの絵が好きだから手に取ったってのもあるんですけど。

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人物・団体紹介

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ジャン・ジオノ

1895年‐1970年。フランスの小説家。プロヴァンス地方マノスク生まれ。16歳で銀行員として働き始める。1914年、第一次世界大戦に出征。1929年、「牧神三部作」の第一作『丘』がアンドレ・ジッドに絶賛される。作家活動に専念し、『世界の歌』や『喜びは永遠に残る』などの傑作を発表する。第二次大戦では

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