ジミー・リャオ(幾米)

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幸せのきっぷ Kiss & Goodbye

ジミー・リャオ(幾米)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784773815115
ISBN 10 : 4773815116
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19X19

内容詳細

ひとりぼっちになった少年は犬のプリンとともに列車に乗って旅に出る。思い出の詰まったトランクを抱えて―。里山の四季を織り込みながら彩り豊かに描く、癒しと再生の物語。JR飯山線アートプロジェクトから生まれた作品。少年の目線で物語は展開し、環境や人間、生命といった、ジミーの全作品を貫くテーマが織り込まれている。

【著者紹介】
ジミー作 : 幾米。ジミー・リャオ。1958年生まれ。台北在住の絵本作家。白血病を患ったことがきっかけとなり、1998年より絵本の創作を始める。1999年刊行の『君のいる場所』がベストセラーとなり、台湾で大人の絵本ブームを巻き起こし、ワーナー・ブラザーズより金城武主演で映画化された。これまでに50を超える作品を発表し、世界15ヵ国以上で翻訳出版されている。作品の多くはミュージカルやテレビドラマ、映画になり、『ほほえむ魚』は第56回ベルリン国際映画祭で短編映画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

    愛犬と列車の旅をする男の子。遠くに住むおじいちゃんに会いに行くようだ。窓の外には素晴らしい景色が広がる。でも男の子は自分と対話するのに忙しく、景色を眺める余裕はない。読み進めていくと、とても悲しい出来事があった事が分かってくる。トンネルに入ると、外の風景が怖い夢のように変わる。列車の中も。これは夢? それとも男の子の心の風景を映し出しているのか。ママの言葉を思い出す。「だれもいない列車に乗る幸運に出会ったら、奇跡が起こるのよ」。新潟県十日町市、津南町で開かれた『大地の芸術祭』参加作品。2015年7月初版。

  • たまきら さん

    長い長い電車の旅。少年のおともは犬とかばん。燃える家や富士山、原発を思わせる煙突が車窓から覗くどこか怖い冒頭が終わると、世界は徐々に不思議な優しさや無秩序な美しさを帯び始めます。別れと再生のイメージでしょうか。どこか恐ろしいのに、淡々とした不思議な余韻の絵本でした。越後妻有のアートプロジェクトからうまれた作品なようです。読み友さんの感想を読んで。

  • キジネコ さん

    嘗て子供と呼ばれた大人に、忘れてしまった大切な事を思い出してみませんか、って素敵なメッセージが込められているのですが偏屈なキジは絵の中の違う何か?が気になって仕方がありません。純粋や無垢の象徴として「子供」に向けた大人の視線は、果たして実際の子供を捉えているのでしょうか。不完全でエゴの塊みたいな子供達は自身の純粋を語らず、無垢の何たるかを知りません。子供たちを教導する大人が成長と交換に手にした幾つかの「不」を子供達の進路に道標として据える。未来の大人に夢を語らせなくしたのは 誰だろうか?と考えています。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    JR東日本飯山線をモチーフにした作品だそうです。 東日本大震災で親を亡くした子どものことを考えつつ描いた作品だそうです。 様々な画家へのオマージュを連想させながら、90ページを超える長旅はとてもスピリチュアルです。 両親との思い出を呼び起こしながら、愛犬とふたりだけの長旅に、様々な風景が浮かび上がります。 幾度も被災と部分運行を繰り返してきた飯山線だけに、祖父の家に辿り着くまでの長旅に切実ささえ感じられます。 気がつけば、両親との思い出を詰めこんだトランクを列車に残したまま下車してしまった少年です。

  • ゆきおんな さん

    とっても綺麗な絵本です。文がなかったら、あぁきれいだなで終わってしまったかもしれないです。絵に込められた【ぼく】の心の動きが切なかった。読み終わって改めて表紙を見たときに、犬の【プリン】としっかりつないだ手に胸が締め付けられました。【ぼく】の決意を強く温かく見守っていきたいと思います。

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