ジェームズ・m・ブキャナン

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赤字の民主主義 ケインズが遺したもの 日経BPクラシックス

ジェームズ・m・ブキャナン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822250539
ISBN 10 : 4822250539
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
363p;20

内容詳細

アメリカの財政赤字、通貨の膨張、公的部門の肥大化の原因をケインズ派の経済政策にあると激烈に批判したノーベル賞学者の珠玉の1冊。

目次 : 第1部 何が起きていたのか(ケインズが遺したもの/ ケインズ以前の財政信仰/ まずは三流学者を/ 伝播する新たな「教え」/ 被害の検証)/ 第2部 何がいけなかったのか(ハーベイロードの前提/ 民主政治のケインズ経済学/ 通貨発行型の財政赤字と民主政治/ 制度面の制約と政治的な選択)/ 第3部 どうすればよいのか(代替的な予算ルール/ 完全雇用はどうなるのか/ 財政理念への回帰)

【著者紹介】
ジェームズ・M・ブキャナン : 1919〜2013。アメリカの経済学者。公共選択論を提唱し、経済学、財政学を超えて広い学問分野に影響を与えた。ジョージ・メイソン大学のゴードン・タロックとともにケインズ経済学を批判するバージニア学派の中心的存在だった。1986年にノーベル経済学賞を受賞

リチャード・E.ワグナー : 1941年生まれ。ジョージ・メイソン大学教授。バージニア大学でブキャナンに師事して博士号を取得。フロリダ州立大学教授などを経て現職。専門は財政学、公共選択論

大野一 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 脳疣沼 さん

    本書の内容が、現在の財政保守派の著作で、手を替え品を替え、何度も繰り返されている。日本は財政破綻への道まっしぐらだが、そうなるのもしょうがないことは、本書を読めばよく分かる。最近はMMTなるものも登場してきて、より拍車がかかったようである。

  • プラス3 さん

    古典のレビューとしてはありきたり過ぎて申し訳ないが「本書の記述は、現在の日本が置かれている状況にも通ずるものがあり、多くの示唆を与えてくれうんたらかんたら」といった感じ。笑っちゃうくらい似てるんだものwww。

  • キャッツアイ さん

    日本の財政赤字の原因はこういうことなんでしょうか?ケインズ経済学は資本主義経済ではなく、社会主義経済に適しているのかもしれません。

  • 世人 さん

    60~70年代のアメリカを舞台に、ケインズ主義の経済理論がどのようなものであったか、それがいかなる帰結をもたらしたかを分析している。政府の歳出拡大には増税・公債・通貨発行の三手段があり、そのどれもが私的財の公共財への移転をもたらし、特に後者二つについてはインフレという形で財産移転が行われるため、主権者から見て分かりずらくされる点で悪質であるというのが本書の主張である。政治家や投票者の「主観的」利益計算に着目し、それが政治決定にどう反映されるかを分析する公共選択論の意義がよく理解できる。

  • ぐりペンギン さん

    1970年代にアメリカの財政について書かれた本なのに、何故将来の日本のことを言い当ててるの?と言いたくなる。憲法などで歯止めを掛けないと民主政治下での財政は放漫になりいづれ行き詰まると言う。日本はどうなるんだろう?

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