ジェラール・ブシャール

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多文化社会ケベックの挑戦 文化的差異に関する調和の実践 ブシャール=テイラー報告

ジェラール・ブシャール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750334486
ISBN 10 : 4750334480
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
20cm,159p

内容詳細

フランス系ケベックの歴史・伝統・価値などを尊重しつつ、同時に文化的民族的多様性を肯定的に受け入れ、新しいケベックのあり方を模索する。多文化共生社会の構築を志向する報告書。

【著者紹介】
ジェラール・ブシャール : 1943年、カナダ・ケベック州シクチミ生まれ。フランス系の社会学者・歴史学者。ラヴァル大学、パリ大学で学ぶ。現在、ケベック大学シクチミ校教授

チャールズ・テイラー : 1931年、カナダ・ケベック州のモントリオール生まれで、イギリス系の政治思想家・哲学者。マギル大学、オックスフォード大学で学ぶ。現在、マギル大学名誉教授

竹中豊 : 中央大学大学院文学研究科卒業。カリタス女子短期大学言語文化学科教授。津田塾大学、慶応義塾大学、明治大学の元非常勤講師、元在カナダ・日本国大使館専門調査員。日本カナダ学会理事、日本ケベック学会理事、主な著書・監修等に『カナダ 大いなる孤高の地―カナダ的想像力の展開』(彩流社、2000年、カナダ首相出版賞受賞)、『ケベックの生成と「新世界」』(ジェラール・ブシャール著、監修、彩流社、2000年、カナダ首相出版賞審査員特別賞受賞)、など

飯笹佐代子 : 一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。東北文化学園大学准教授。総合研究開発機構(NIRA)勤務、ケベック州政府文化間関係評議会、ニュー・サウス・ウェールズ大学アジア・オーストラリア研究所での客員フェロー等を経て現職。主な著作に、『シティズンシップと多文化国家―オーストラリアから読み解く』(日本経済評論社、2007年、第24回大平正芳記念賞受賞)、など

矢頭典枝 : 東京外国語大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。神田外語大学准教授。外務省専門調査員、オタワ大学言語学科客員研究員などを経て現職。日本ケベック学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とし さん

    異文化といかに共存するか方法論のまとめに近いものでした。

  • 有智 麻耶 さん

    再読。「差異をめぐる政治」に基づく「妥当なる調整」は、統合を進めることで多様な人々の相互交流を促進し、新たな共通のアイデンティティ、共通の文化を形成していく試みであると言える。この意味で、単なるリベラル対コミュニタリアンの「集団権」を擁護するか否かといった問題を超えた、未来に向けた提言がなされていると思う。

  • 有智 麻耶 さん

    言語的にも宗教的にも多様性が増すケベックにおける多文化共生の試みに関する報告書。多様性を受け入れることと、市民としての統合を矛盾しない形で実現しているように思われた。また、多様性への拒否反応の事例はそのまま日本に当てはめられるようなものが多く、現在の分離、排外主義に突き進む日本社会を見直す上でも参考になる。テイラーのいう多文化主義と、本書に示されたインターカルチュラリズムの共通点と差異を今後は検討していく予定。

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ジェラール・ブシャール

1943年カナダのケベック州の現在のサグネ市生まれ。ケベック大学シクチミ校教授。カナダのマギル大学、モンクトン大学、ゲルフ大学、シェルブルック大学の名誉教授。また2008‐2009年にはハーヴァード大学の客員教授を務めた。国際的に著名な歴史学者・社会学者で、2007‐2008年にケベック州の諮問委員

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