ジェフリー・ディーヴァー

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フルスロットル トラブル・イン・マインド 1 文春文庫

ジェフリー・ディーヴァー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167918699
ISBN 10 : 4167918692
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
448p;16

内容詳細

キャサリン・ダンスの尋問が通用しないテロリスト、リンカーン・ライムの科学捜査を逆手に取る犯人!?久々登場のジョン・ペラムが爆走し、再起を懸ける中年俳優が緊迫のポーカー勝負に挑む。次から次に繰り広げられる攻防はまさにフルスロットル。シリーズ看板スターが総出演、サプライズの魔術師が魅せる息もつかせぬ6編。

【著者紹介】
ジェフリー ディーヴァー : 1950年、シカゴ生まれ。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライム・シリーズ、“人間嘘発見器”キャサリン・ダンス・シリーズは世界中でベストセラーに。日本の各種年末ミステリ・ランキングでも毎年のように上位にランクインする、現代技巧派ミステリの第一人者

池田真紀子 : 1966年、東京都生まれ。上智大学法学部卒業。ディーヴァーのライム・シリーズ、ダンス・シリーズ、コルター・ショウ・シリーズなどの翻訳を手がける。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    ジェフリー・ディーヴァーは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、著者の第三短編集の前半でした。 オススメは、表題作の『フルスロットル』&『三十秒』です。続いて後半の『死亡告示』へ。トータルの感想は全二巻読了後に。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167918699

  • Tetchy さん

    原書及び邦訳共に8年ぶりの刊行の第3短編集はシリーズのオールスターキャスト総出演となった。これまで私はそれぞれの短編集で“どんでん返し12連発”と謳い文句を書いてきたが、今回もその例に漏れない。今回は前半部の6編のみだが、もちろん全てにどんでん返しがある。そのいずれもが“騙し”のテクニックに関するものであるのが興味深い。つまり手品のトリックを見ているかのようなのだ。本書では親切の押し売り状態の親子が次第に老婦人の家と資産を乗っ取っていく恐怖を描いた「ゲーム」が実に面白く読めた。後半も大いに期待したい。

  • KAZOO さん

    ディーヴァーの短編集を文庫本2冊の分冊で出版されました。いつもながら楽しませてくれます。このTには5つの短編が収められています。最初のキャサリン・ダンスの話も彼女が手こずる犯人をどのようにして騙し返したのか最後にやはり大逆転です。また金持の老女が騙されて財産をとられる話もかわいそうという気持ちであまり読み進めなかったのですが最後まで我慢して読んだ甲斐がありました。Uの方の4作品も楽しみです。

  • future4227 さん

    ディーヴァーの3作目の短編集の上巻。新刊なのになんと刊行されたのは8年前。昨年発売の『オクトーバーリスト』に至っては10年前の作品だそうだ。ちょっと翻訳遅すぎでしょ。とはいえ、内容は期待通りの面白さ。おなじみのキャサリン・ダンスやリンカーン・ライムも登場し、短編(中編)ということを全く感じさせないボリーミーなストーリーと緊迫感。もちろんどんでん返しも。善を悪に、悪を善に、という大転換ストーリーがディーヴァーの短編の醍醐味でもある。

  • ひさか さん

    2014年3月刊のTrouble in Mindの翻訳を2分冊化しての1冊目を2022年4月文春文庫から刊行。フルスロットル、ゲーム、バンプ、教科書どおりの犯罪、パラダイス、三十秒、の6つの短編。リンカーン・ライムも健在。ダンスが登場するフルスロットルが少しひっぱり過ぎの感があるも、ラストが楽しい。

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