ジェニー・オフィル

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女友だちの賞味期限 実話集

ジェニー・オフィル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784833420761
ISBN 10 : 4833420767
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
317p;19

内容詳細

目次 : 終身友情権―私のこと気兼ねなく利用してね/ 母親失格―子供が産めない私とめでたく産んだ彼女たち/ 巨匠の絵―お金の心配はしないでと言ったくせに/ 完璧な彼女―こよなく美しい彼女の許しがたい一面/ 潰瘍性大腸炎―私の病気を作品のネタにした女/ どろぼう猫―なぜ彼女は私のすべてを真似したか/ 薄情者―人生の危機に私を見捨てた友人/ 世界の終わり―ありがた迷惑だった神様の話/ 優等生―彼女が逝ってしまってから/ 被害妄想―私を消耗させた友だちの「自分探し」/ 共犯の甘美―彼女の野心と私の秘密/ 絶交の理由“A面”―なぜ親友ヘザーを失ったか/ 絶交の理由“B面” なぜ親友エミリーを失ったか

【著者紹介】
ジェニー・オフィル : 作家。The New York TimesやLos Angeles Timesで「ベストブック」に選ばれたLast Thingsが代表作。コロンビア大学などで教鞭をとる

エリッサ・シャッペル : 作家、編集者。代表作、Use Meは、PEN/ヘミングウェイ賞のファイナリストに選ばれる。文芸雑誌、Tin Houseの共同創刊者であり、Vanity Fairの社外編集者

糸井恵 : 東京都出身、国際基督教大学卒。元米国ニューズウィーク誌国際版記者、元学習院女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なつー さん

    アメリカの実話集だけど、経験なくとも所々共感してしまい心が痛んだ。 失恋の話は聞いても、失友の話はほとんど聞いたことないから新鮮。 川上弘美さんの解説『女同士は察してしまうから辛い』にはとても納得、ほろ苦いけど考えさせられる本だった。

  • marumo さん

    インパクト大のタイトル。冒頭のジェニーの「私は丈夫で長持ち、メンテ不要の女友達よ。存分に利用してね」という一人語りはシニカルなオチがついてお見事でございました。アルレーの短編のようでした。とかく女の友情は…と揶揄されがちですが、なんのなんの。女だって恋愛なんかよりよほど友情の方が大切だと知っているのよ。解説の川上弘美さんが、ホモソーシャルから締め出される女について言及していますが、逆も真なりだよね。女同士の世界に男をお招きしたい人なんていないでしょ。ただ、メンテしないと賞味期限切れになるのは確かですね。

  • くさてる さん

    女友達を喪ったことをテーマにしたエッセイ集。読んでいると、自分の身に起こったことも思い出して考え込んでしまう。どちらかが悪いと思うこともあればどちらも悪くない、と思えたり。壊れてしまう友情にたどりつくまでの女同士ならではの楽しかった時期の描写はどれも生き生きしていて、綺麗で、楽しい。それがすれ違った気持ちによって苦いものに変わっていくのは哀しい。川上弘美の解説がとても良かったです。

  • 橘 さん

    女友だちのちょっとくだらない打ち明け話風に、だが、読み物としても完成された文章で描かれる「友情が壊れた経緯」の数々。彼女たちの情念が入り混じる当時の感情の分析は、恐ろしいほどに微に入り細を穿つ。友と離れてしまった経験を持つ貴女なら、どの話を取っても他人事とは思えないはず。

  • mi さん

    壊れた友情のいきさつ13篇。かつて友人同士だった二人が綴った「絶交の理由〈A面〉」「絶交の理由〈B面〉」は、似ていて、違っていて、共有して、補足して、それは友だち同士のようでした。

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