ジェイムズ・バラット

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人工知能 人類最悪にして最後の発明

ジェイムズ・バラット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478065754
ISBN 10 : 4478065756
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
水谷淳 ,  
追加情報
:
408p;20

内容詳細

2045年、AIは人類を滅ぼす。

「シンギュラリティー」到来後の恐るべき未来を暴いた全米で話題騒然の書、ついに日本上陸!

Google、IBMが推し進め、近年爆発的に進化している人工知能(AI)。
しかし、その「進化」がもたらすのは、果たして明るい未来なのか?
ビル・ゲイツやイーロン・マスクすら警鐘を鳴らす「AI」の危険性について、あらゆる角度から徹底的に取材・検証し、その問題の本質をえぐり出した金字塔的作品。

「コンピュータが世界を乗っ取るという危険は、すでに現実のものだ」
――スティーブン・ホーキング

最初に作られる賢い機械、およびそれに続いて作られる人間より賢い機械は、最終的に我々の生活と融合することはなく、逆に我々を征服するというのが、本書の主張だ。
研究者はAGI(人工汎用知能)を追求することによって、自分より賢く、自分では制御することもできないし十分に理解することもできない知能を作ってしまうことになるのだ。

技術的に進歩した存在が、それより進歩していない存在と出会ったら何が起こるか、人類はこれまで何度も学んできた。
クリストファー・コロンブスVSタイノ族、ピサロVSインカ人、ヨーロッパ人VSネイティブアメリカン。

次なる準備は整った。
「人工超知能VSあなた/私」だ。

――本書第2章より

【著者紹介】
ジェイムズ・バラット : フリーのテレビプロデューサー。National Geographic、Discovery、PBSなどさまざまなテーマのドキュメンタリー番組を提供している。2000年、レイ・カーツワイルやアーサー・C・クラークに取材して以来、人工知能とその危険性に注目し、取材を重ねてきた。『人工知能―人類最悪にして最後の発明』が初の著作である。2014年末、『タイム』誌が選ぶAIによる人類滅亡を論じる重要な識者5人に、スティーブン・ホーキングやイーロン・マスクとともに選ばれた

水谷淳 : 翻訳者。東京大学理学部卒業。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    さらっと読んだだけだが、人類の将来を占う人工知能について書かれた一冊。本書はどちらかと言うと悲観的な方に寄っているが、実現すれば恐らく20世紀の核兵器レベルで人類は考えるというか人工知能が考えていくのかは不明だが、本書の言う世界が広がると怖いなぁ。なんとなくだが人工知能が同時多発的に出来て人工知能がそれぞれの領域を拡げたり狭めたりするのに人類が翻弄されたり、利用したりして、カオスな状況になりそうな予感。

  • Kawai Hideki さん

    ほとんどSFに近いノンフィクション。本気で「人工知能は人類の脅威」と考え、警鐘を鳴らし、人工知能の発展を食い止めるために人生を捧げている人々の紹介。人類の知能より1000倍賢い人工知能が実現したとして、その人工知能は人類とフレンドリーに対峙してくれるのか、が疑問の出発点。もちろん、そんな保証はない。人類が人工知能と交渉するのは、ネズミが人間と交渉するのと同じで、お話にならないだろう。というわけで、人工知能研究は核兵器の研究と同じく制限されるべき、という主張。思考実験として面白いけど、ちょっと盛りすぎ。

  • 5 よういち さん

    進化するAIが人類を滅亡に追いやる。という立ち位置で書かれた本なので、当然、AIがどれほど危険かが書かれている。まともに受け取ると恐い内容です。人類はAIの暴走を止められるのだろうか? 人は自分よりも高い知能を持ったAIと共存できるのか?リアルにすぐそばにあるシナリオ◆人間の脳の2倍のスピードで動作するコンピュータ上でAIは自身の能力を高めるためにプログラムを書き換える。書き換えるたびに3%の知能があがるとしたらわずか2日で人間の1000倍を超える。◆AIの意図しない結果◆AIよりも高い知能のAIが必要

  • Miyoshi Hirotaka さん

    ウランが重要なエネルギー源になることは予告されていた。もはや、原子力がなかった頃の世界には戻れない。このような技術的特異点を「シンギュラリティ」という。人工知能がもうすぐここに到達する。人より優れた知性が創造され、超越的な知性が誕生する。「鉄腕アトム」のように人間と機械が共存する夢のような世界になるという楽観論がある一方、「ターミネーター」のように人類を危険な方向に導くという悲観論もある。私たちより知能が高い存在とプラスに共存できるチャンスは一度しかない。最悪の結果は避けるべく、努力する必要はあるだろう。

  • hundredpink さん

    人工知能が人類を滅ぼすというのは荒唐無稽な与太話か不可避な未来か。著者曰く「人工知能は21世紀の核兵器」「人とは異なる新たな種」有効策も危険性を訴えていくしかないらしい。

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フリーのテレビプロデューサー。National Geographic、Discovery、PBSなどさまざまなテーマのドキュメンタリー番組を提供している。2000年、レイ・カーツワイルやアーサー・C・クラークに取材して以来、人工知能とその危険性に注目し、取材を重ねてきた。『人工知能―人類最悪にして最

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